16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均がこう着となるなか、中小型株物色に
・ドル・円は110円64銭、伸び悩み、110円後半は利益確定売り
・JHDやペッパーなどがストップ高
■日経平均がこう着となるなか、中小型株物色に
日経平均は小幅に続伸。
3.46円高の19756.77円(出来高概算7億株)で前場の取引を終えている。
15日の米国市場では、北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感が和らいだことから
買いが先行。
その後は小売企業の決算が嫌気され、上値の重い展開となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の19720円となり、朝方は前日の大幅上昇に対する利益確定の売りが先行する格好となった。
ただし、地政学リスクが和らいでいるほか、円相場が1ドル110円65銭辺りと円安に振れて推移しており、押し目買いの動きから前日終値を挟んでのこう着から小幅に上昇している。
セクターでは石油石炭、水産農林、陸運、サービス、空運、精密機器、化学がしっかり。
一方で、ゴム製品、建設、小売、その他金融、不動産、鉱業、輸送用機器が冴えない。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。
こう着感の強い相場展開ではあるが、前日の大幅上昇に対する反動は想定内であろう。
一方で、東証1部の値上がり数が過半数を占めているほか、マザーズや東証2部など個人主体の中小型株物色は活発であり、物色意欲の強さが窺える。
短期的な値幅取り狙いの資金が中心ではあろうが、足元で大きく調整していた銘柄も多く、見直す流れが次第に強まりそうだ。
日経平均がこう着となるなか、中小型株物色が続こう。
テーマとしては、ビットコイン、ゲーム、有機EL、次世代電池などの循環物色に注目。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は110円64銭、伸び悩み、110円後半は利益確定売り
16日午前の東京外為市場で、ドル・円は伸び悩み。
ドルは110円後半で利益確定売りが観測され、上値の重い展開となった。
前日発表された米7月小売売上高が堅調な内容となったほか、北朝鮮問題への警戒がやや後退し、14日に強まったリスク回避的なドル売り・円買いが巻き戻されている。
ただ、15日は1円超のドル高・円安が進行。
また、8月の上値抵抗線として意識される111円に接近しつつあり、利益確定売りが強まりやすい。
ランチタイムの日経平均先物は方向感が定まっておらず、日本株高の継続を見込んだドル買い・円売りは低調のようだ。
目先も伸び悩む展開を予想する。
12時25分時点のドル・円は110円64銭、ユーロ・円は129円88銭、ポンド・円は142円35銭、豪ドル・円は86円66銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・JHD (T:2721)やペッパー {{|0:}}などがストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
■経済指標・要人発言
・文韓国大統領
「韓国は戦争阻止に全力」
・トランプ米大統領
「バージニア暴動、両サイドに責任がある」
「インフラは超党派の支持を得るだろう」
「オバマケア、インフラ法案は可決へ」
・カプラン米ダラス連銀総裁
「米国の労働市場にはスラックが存続」
「労働市場のひっ迫がいずれ物価の上昇につながる」
「この過程には時差があり、圧力は高まっている」
「FRBはバランスシートの縮小をかなり近いうちに開始を」
「追加利上げには辛抱強い姿勢が適切」
☆後場の注目スケジュール☆
・特になし
<HT>
・日経平均がこう着となるなか、中小型株物色に
・ドル・円は110円64銭、伸び悩み、110円後半は利益確定売り
・JHDやペッパーなどがストップ高
■日経平均がこう着となるなか、中小型株物色に
日経平均は小幅に続伸。
3.46円高の19756.77円(出来高概算7億株)で前場の取引を終えている。
15日の米国市場では、北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒感が和らいだことから
買いが先行。
その後は小売企業の決算が嫌気され、上値の重い展開となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の19720円となり、朝方は前日の大幅上昇に対する利益確定の売りが先行する格好となった。
ただし、地政学リスクが和らいでいるほか、円相場が1ドル110円65銭辺りと円安に振れて推移しており、押し目買いの動きから前日終値を挟んでのこう着から小幅に上昇している。
セクターでは石油石炭、水産農林、陸運、サービス、空運、精密機器、化学がしっかり。
一方で、ゴム製品、建設、小売、その他金融、不動産、鉱業、輸送用機器が冴えない。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。
こう着感の強い相場展開ではあるが、前日の大幅上昇に対する反動は想定内であろう。
一方で、東証1部の値上がり数が過半数を占めているほか、マザーズや東証2部など個人主体の中小型株物色は活発であり、物色意欲の強さが窺える。
短期的な値幅取り狙いの資金が中心ではあろうが、足元で大きく調整していた銘柄も多く、見直す流れが次第に強まりそうだ。
日経平均がこう着となるなか、中小型株物色が続こう。
テーマとしては、ビットコイン、ゲーム、有機EL、次世代電池などの循環物色に注目。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は110円64銭、伸び悩み、110円後半は利益確定売り
16日午前の東京外為市場で、ドル・円は伸び悩み。
ドルは110円後半で利益確定売りが観測され、上値の重い展開となった。
前日発表された米7月小売売上高が堅調な内容となったほか、北朝鮮問題への警戒がやや後退し、14日に強まったリスク回避的なドル売り・円買いが巻き戻されている。
ただ、15日は1円超のドル高・円安が進行。
また、8月の上値抵抗線として意識される111円に接近しつつあり、利益確定売りが強まりやすい。
ランチタイムの日経平均先物は方向感が定まっておらず、日本株高の継続を見込んだドル買い・円売りは低調のようだ。
目先も伸び悩む展開を予想する。
12時25分時点のドル・円は110円64銭、ユーロ・円は129円88銭、ポンド・円は142円35銭、豪ドル・円は86円66銭で推移している。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・JHD (T:2721)やペッパー {{|0:}}などがストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
■経済指標・要人発言
・文韓国大統領
「韓国は戦争阻止に全力」
・トランプ米大統領
「バージニア暴動、両サイドに責任がある」
「インフラは超党派の支持を得るだろう」
「オバマケア、インフラ法案は可決へ」
・カプラン米ダラス連銀総裁
「米国の労働市場にはスラックが存続」
「労働市場のひっ迫がいずれ物価の上昇につながる」
「この過程には時差があり、圧力は高まっている」
「FRBはバランスシートの縮小をかなり近いうちに開始を」
「追加利上げには辛抱強い姿勢が適切」
☆後場の注目スケジュール☆
・特になし
<HT>