9月20日～21日、香港のグランドハイアットホテルで「2017 Shape The Future − Blockchain Global Summit」と題したビットコインとブロックチェーンのサミットが開催された。 中国では9月に入ってICOや仮想通貨取引に対する規制を強化しており、大手仮想通貨取引所が続々運営の停止を発表している。
これを受けて、当サミットは当初北京での開催を予定していたが、日時を変えて開催地を香港とすることで会合の中止を回避した。
同サミットには、コンピューターセキュリティ関連のソフトウェア企業マカフィーの創業者であるジョン・マカフィー氏も登壇した。
同氏は、中国のICOや仮想通貨の規制の今後は非常に不透明だとしながらも、中国がICOを規制しても仮想通貨を止めることはできないと発言し、これまでもそうだったように、クリエイターやイノベーターは規制を回避する方法を見つけるだろうという見解を示した。
同サミットの主催者であるBitKan社は中国で仮想通貨のOTCトレーディングサービスを提供していたが、9月14日にOTCトレーディングサービスを停止している。