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※2017年11月17日10時に執筆
三井不動産 (T:8801)が運営する「東京ミッドタウン」が東京・赤坂に続いて、2018年3月29日に千代田区・有楽町一丁目でオープンすることが決定した。
同社が推進している大規模複合開発プロジェクトの一環として計画を進めており、地上35階、地下4階、床面積約18万9000平方メートルのオフィス・商業スペースを開発予定。
この流れを受けて、関連銘柄が早くも注目を集めているようだ。
〇東京ミッドタウン日比谷
東京都千代田区・有楽町一丁目で推進している大規模開発複合プロジェクトの一環として、東京・赤坂の「東京ミッドタウン」に続き2店舗目となる東京ミッドタウン日比谷を開発することを発表。
2018年2月1日に竣工し、同年3月29日のグランドオープンを目指している。
地上35階、地下4階、床面積約18万9000平方メートルのオフィス・商業スペースという大規模なもの。
1階から7階は商業スペースでシネマコンプレックスやレストランなど、約60店舗が入居する予定だという。
〇市場で注目されそうなポイント
東京ミッドタウン日比谷は「JAPAN VALUE を世界に発信しつづける街」というコンセプトのもと、さまざまな形態の店舗が出店される予定となっている。
実際に、日本初出店5店舗、新業態22店舗、商業施設初出店14店舗が含まれており、日比谷ならではの上質な空間を体感することができるようになっているようだ。
そして東京ミッドタウンにおける「Diversity」「Hospitality」「Creativity」「Sustainability」という4つの提供価値に加えて、街の個性として新たに「In the Park」「Entertainment」「Elegance」を設定。
元々現地には鹿鳴館跡や帝国ホテル、日比谷公会堂、東京宝塚劇場、日比谷映画劇場といった芸術文化、エンターテインメント関連の施設が集結しており、これらの文化とともに世界中のさまざまな文化を共生させることを目的としているとのこと。
○東京ミッドタウン日比谷関連銘柄
(T:8801)三井不動産
オフィスビル事業、住宅事業、商業施設事業等不動産事業を中心に展開。
今回の東京ミッドタウン日比谷の推進事業を進めており、東京ミッドタウン日比谷関連銘柄の中心的存在として注目度は非常に高い。
(T:9602)東宝
映画やTV番組の制作・販売を主力事業としており、他にも演劇事業やと不動産賃貸などを行っている。
子会社として運営しているTOHOシネマズのシネマコンプレックスも東京ミッドタウン日比谷に出店予定であり、関連銘柄として注目されている。
(T:1812)鹿島建設
ゼネコン大手で、超高層ビルや耐震、原発技術に強みを持っている。
東京ミッドタウン日比谷では災害対策として同社の制震装置を採用しており、東京ミッドタウン日比谷関連銘柄としても注目が集まっている。
(T:9716)乃村工藝社
ディスプレイ業界最大手として知られ、アパレルなど専門店市場向けを中心としている。
複合商業施設向けの事業が足元で堅調であり、今回の東京ミッドタウン日比谷でも商業環境デザインを任されている。
こういった背景からも、東京ミッドタウン日比谷関連銘柄として期待値は大きい。
(T:7203)トヨタ自動車
同社が展開している高級車ブランドのレクサスが東京ミッドタウン日比谷に出店予定となっている。
ブティックとカフェ、車両展示が一体となった、体験型施設。
このことからも、関連銘柄として意識しておきたい。
〇東京ミッドタウン日比谷関連銘柄・福ちゃん的まとめ
グランドオープン前から、その注目度が非常に高くなっている東京ミッドタウン日比谷。
従来の大型商業施設とは少し違った空間を提供するということからも、その関連銘柄に注目が集まっている。
国内初出店となる海外店舗も多数存在しているため、これに関わっている企業への集客なども株式市場へと大きく関係してくるだろう。
このほかにも様々なテーマ株における銘柄紹介をブログにて定期的におこなっている。
検索サイトで「株大臣福ちゃんの株会議」と検索してもらって是非ともチェックして欲しい。
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執筆者名:株大臣福ちゃん
ブログ名:株大臣福ちゃんの株会議