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個別では、ミクシィ (T:8909)が週間で3.6%安、サイバーダイン (T:2146)が同0.4%安となる一方、そーせいグループ (T:2702)が同4.1%高となるなどマザーズ時価総額上位は高安まちまちだったティーケーピー (T:2782)は同11.2%高と上げが目立った売買代金上位では、引き続き日本郵政キャピタルに対する第三者割当増資等が材料視されたパルマ (T:3679)、AI(人工知能)プロセッサー新製品の提供を開始したディジタルメディアプロフェッショナル (T:3993)が大きく買われた一方、直近上昇の目立ったグローバルウェイ (T:6198)やロコンド (T:7716)などが利益確定売りに押されたジャスダック主力では、ハーモニック・ドライブ・システムズ {{|0:}}が同8.2%安となったファナックの株価下落が影響した面もあるようだエン・ジャパン
も同4.8%安と軟調だった売買代金上位では、アスラポート・ダイニングなどとの業務提携を発表した小僧寿しが買いを集めた反面、決算がネガティブ視されたセプテーニ・HDなどの下げが目立ったIPOでは、4月20日に上場したHEROZが3日目に入り公開価格の約10.9倍となる初値を付けた現行のIPO制度において最高の初値上昇率となったまた、アイペット損害保険など3社が新規上場し、ベストワンドットコムが公開価格の約3.4倍となる高い初値を付けた
今来週の新興市場では、決算を受けた個別対応中心の展開となりそうだ新興市場でも連休明けには主力企業の決算発表が本格化するただ、大型株の決算が注目される現在の状況を鑑みると、新興市場への本格的な資金流入は決算発表一巡を待つ必要がありそうだ
全体として方向感が出にくいため、値動きの大きい小型の材料株が物色を集めやすいただ、マザーズ指数は煮詰まり感が強まりつつあり、商いが薄いだけに大きく振らされる場面が出てくる可能性もある点には注意したい
今来週は、5月2日にジャパンインベストメントアドバイザー、8日にユナイテッド、9日にラック、グレイステクノロジー、シノケングループ、10日にミクシィ、UTグループ、日本マクドナルドHD、セリア、そーせい、エン・ジャパン、11日にじげん、PKSHA Technology、日特エンジニアリング<
6145>、キャリア、ハーモニック、ナカニシなどが決算発表を予定している
IPO関連では、ラクスル(5月31日、マザーズ)の新規上場が発表されている公開規模が大きく需給良好とは言いづらいが、有力ベンチャーのIPOとして注目されそうだなお、ラクスル上場までの約1カ月間はIPO空白期間となる直近IPO銘柄を見直す流れとなることも想定される