先週の新興市場では、マザーズ指数が急反落した前週まで買い戻しや押し目買いが入りリバウンド基調だったが、75日線に迫り目先の利益を確定する売りが出たまた、通商問題などを巡る外部環境の不透明感に加え、国内でも台風21号や北海道胆振東部地震といった大規模な災害が相次ぎ、個人投資家のマインドが悪化したマザーズ指数は週末にかけて節目の1000ptを割り込む場面があったなお、週間の騰落率は、日経平均が-2.4%であったのに対して、マザーズ指数は-3.9%、日経ジャスダック平均は-1.3%だった
個別では、メルカリ (T:4287)が週間で12.6%安、MTG (T:8927)が同6.2%安、ミクシィ (T:3494)が同4.0%安とマザーズ時価総額上位は全般軟調だったバイオ株ではサンバイオ (T:3495)が同10.8%安となった売買代金上位では足元で人気化していたエクストリーム (T:7041)などに利益確定の売りが広がり、直近上場のGA technologiesもTATERU
の融資書類改ざん問題を受けて急落したただ、GA techは機関投資家の買い観測を受けて週末に強いリバウンドを見せた一方、マザーズ時価総額上位ではラクスが逆行高となったまた、フィンテック グローバルは準備中のテーマパークへの期待が高まり、週間のマザーズ上昇率トップだったジャスダック主力ではハーモニック・ドライブ・システムズが同15.6%安、セリアも同12.9%安と大きく下落したセリアは8月の既存店売上高がマイナス視された売買代金上位ではシノケングループの下げが目立ったが、やはり不動産株に売りがかさんだまた、アスコットが週間のジャスダック下落率トップだった反面、テリロジーやオンキヨーが逆行高となり、地域新聞社がジャスダック上昇率トップとなったIPOでは2社が新規上場し、and factoryは堅調な初値を付けたしかし、ベビー・子供服のナルミヤ・インターナショナルは公開価格を下回る初値形成となった
今週の新興市場では、マザーズ指数は戻りの鈍い展開となる可能性があるいったんは25日線の位置する1000pt水準で下げ渋る動きを見せているが、個人投資家のマインドや需給悪化により早期の持ち直しは期待しづらい通商問題や災害の影響、復旧状況などに関する報道を睨みながら一進一退となりそうだ個別では、需給面で銘柄選別色が強まることも想定される
今週は、9月11日にHEROZ、12日にSKIYAKI、13日にラクスル、サンバイオ、シルバーライフ、14日にエニグモ、ジャストプランニング、明豊エンタープライズなどが決算発表を予定している5-7月期決算が物色の手掛かり材料となるだろうまた、12日に米アップルの新製品発表会が予定されており、関連銘柄の動向も注目しておきたい
IPO関連では、9月13日にマリオンと香陵住販がジャスダックへ新規上場するともに公開規模が小さく、特にマリオンは「不動産クラウドファンディング」といった時流に乗るサービスを手掛けることから期待が高まっているようだただ、このところの不動産株安が初値に影響する可能性もあるだろうなお、先週はCRGHD(10月10日、マザーズ)など3社の新規上場が発表されている
個別では、メルカリ (T:4287)が週間で12.6%安、MTG (T:8927)が同6.2%安、ミクシィ (T:3494)が同4.0%安とマザーズ時価総額上位は全般軟調だったバイオ株ではサンバイオ (T:3495)が同10.8%安となった売買代金上位では足元で人気化していたエクストリーム (T:7041)などに利益確定の売りが広がり、直近上場のGA technologiesもTATERU
の融資書類改ざん問題を受けて急落したただ、GA techは機関投資家の買い観測を受けて週末に強いリバウンドを見せた一方、マザーズ時価総額上位ではラクスが逆行高となったまた、フィンテック グローバルは準備中のテーマパークへの期待が高まり、週間のマザーズ上昇率トップだったジャスダック主力ではハーモニック・ドライブ・システムズが同15.6%安、セリアも同12.9%安と大きく下落したセリアは8月の既存店売上高がマイナス視された売買代金上位ではシノケングループの下げが目立ったが、やはり不動産株に売りがかさんだまた、アスコットが週間のジャスダック下落率トップだった反面、テリロジーやオンキヨーが逆行高となり、地域新聞社がジャスダック上昇率トップとなったIPOでは2社が新規上場し、and factoryは堅調な初値を付けたしかし、ベビー・子供服のナルミヤ・インターナショナルは公開価格を下回る初値形成となった
今週の新興市場では、マザーズ指数は戻りの鈍い展開となる可能性があるいったんは25日線の位置する1000pt水準で下げ渋る動きを見せているが、個人投資家のマインドや需給悪化により早期の持ち直しは期待しづらい通商問題や災害の影響、復旧状況などに関する報道を睨みながら一進一退となりそうだ個別では、需給面で銘柄選別色が強まることも想定される
今週は、9月11日にHEROZ、12日にSKIYAKI、13日にラクスル、サンバイオ、シルバーライフ、14日にエニグモ、ジャストプランニング、明豊エンタープライズなどが決算発表を予定している5-7月期決算が物色の手掛かり材料となるだろうまた、12日に米アップルの新製品発表会が予定されており、関連銘柄の動向も注目しておきたい
IPO関連では、9月13日にマリオンと香陵住販がジャスダックへ新規上場するともに公開規模が小さく、特にマリオンは「不動産クラウドファンディング」といった時流に乗るサービスを手掛けることから期待が高まっているようだただ、このところの不動産株安が初値に影響する可能性もあるだろうなお、先週はCRGHD(10月10日、マザーズ)など3社の新規上場が発表されている