本日のマザーズ先物は、連休明けの米国株式市場が反落したことを受けて、売りが先行して始まりそうだ。
前日のマザーズ市場では、昨年末から値を上げていたバイオ関連株などを中心に利益確定売りが先行。
マザーズ先物も年初から先週末までに約17%も上昇していただけに、高値警戒感から利益確定の売りが出て続落した。
本日も22日の米国株の大幅安を受けてヘッジ目的等の売りが強まりそうだ。
ただ、本日午後にも判明する日銀の金融政策決定会合では金融政策の現状維持が決まる見通しだが、一部では上場投資信託(ETF)の買い入れ方法を見直すのではないかとの思惑が出ている。
仮に東証株価指数(TOPIX)連動型の比重を高めることになれば、中小型株の見直し機運が高まる可能性がある。
マザーズ先物にも間接的に影響し、買い戻しの動きが強まることが想定される。
個別株では、富士通コミュニケーションサービスとの業務提携を発表したシャノン (T:3976)などが物色を集めそうだ。
上値のメドは910.0pt、下値のメドは880.0ptとする。