4日のマザーズ先物は前週末比3.0pt高の865.0ptと小反発して取引を終えた。
高値は867.0pt、安値は853.0pt、取引高は2350枚。
本日のマザーズ先物は狭い値幅での動きにとどまった。
前週末の米NYダウの反発、為替の円安進行といった外部環境の落ち着きは支援材料となったが、前週から株価急落しているサンバイオ (T:4592)が本日もストップ安水準まで気配値を切り下げる展開となり、マザーズ先物も朝方はヘッジ売りが先行して始まった。
その後、押し目買いなどによりプラスへ転じたが、メルカリ (T:4385)といったマザーズ主力企業の決算発表を控え模様眺めムードの強い展開となった。
制限値幅の下限が2倍に拡大されたサンバイオだが、本日も売り気配のままストップ安比例配分となった。
取引時間中に値が付かなかったのは4営業日連続で、明日も制限値幅の拡大が続くことになる。
マザーズ市場をけん引してきた銘柄の1つだけに、「同社株が下げ止まるまで投資家心理の改善にはつながらない」との声が聞かれた。
ただ、マザーズ指数に与える影響は低下している。
一方、フェイスNW (T:3489)やFFRI (T:3692)がマザーズ市場の上昇率上位に顔を出した。
FFRIはサイバーセキュリティ関連として物色を集めた。