以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家SY氏が執筆したコメントです。
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----------※2019年2月10日PM16時に執筆慎重に戦うと決めた2019年相場。
2月に急落があるかも知れないと読んで手持ちを売り続けた。
もちろん損切りもあった。
しかし今年は損切りもしっかり行うと決心した。
損切りは本当に勇気が必要だったが仕方ない。
週末(8日)の下落の仕方など相場の怪しさをひしひしと感じる。
引き続き2月も慎重姿勢、いや下落すると読む。
年末の大幅下落の記憶が残る中、2月のプラス要因とマイナス要因を整理して2月の後半相場に臨んでいきたいと思う。
弱気材料・アメリカの連騰が異常な強さに見えた。
騰落レシオが130前後に来ていたところで8日(金)の大きな下げ。
いわゆる中間反騰の終わりの様な感も。
・2月は金融機関の売りが出るとのこと。
(45日ルールの影響)・最近騒がれるGWの10連休問題。
株式市場が心配で5月前に売る投資家が沢山いると仮定すると1ヶ月前の4月が苦しくなると思うが、先取りする弱気材料がひょっとすると2月3月に出るかも知れない。
・アメリカと北朝鮮の問題、そしてアメリカと中国の貿易問題。
じわじわと企業決算に影響も出て来たか?・イギリスのEU離脱の行方とその影響度の不透明感。
・イタリア経済をはじめとし、フランス国内(マクロン政権)での暴動やドイツ(メルケル)の政治不安なども警戒材料。
ヨーロッパ全体が心配だと言えそう。
・厚労省統計偽装の影響。
景気動向指数の不信感=日本株に対する信頼失墜=日本株売り・黒田日銀総裁の手詰まり感。
(もはや利上げ出来ない日本が、世界が再度利下げしたときの対応は?など)強気材料(材料では無く所感となるが)・弱気材料が強気材料になる事も。
FRBの利上げ中止やアメリカと中国の貿易戦争の進展が少しでもあれば一時的に上がる。
・オリンピック需要が企業業績に反映される企業も出てくるか?・中国経済が危ないと言われながらも対策さえ打たれれば反転もありえるか?(要は弱気が蔓延してきたら、その時が底になる可能性もあるという事を言いたかった)・米朝首脳会議が円満に進む?(ただし個人的には北朝鮮が非核化などしないと見ているので、そこは売りのチャンスと見ている。
)2月の戦略・上記のような様々な要因から考えて見ても、買いで入れる相場ではなさそう。
基本は上げてきて騰落レシオが130を超えれば空売り、急落時に短期リバウンド狙いといった戦略で臨みます。
・トヨタ自動車 (T:7203)・・・上がれば空売り目線で。
為替は109円から動かないが、これ以上の円安は無いような気がする。
・日経ダブルインバース (T:1357)・・・指数が上がれば買い増しで良いか。
急落がGW前までにあると読む。
--------執筆者名:S.Y