アイロムG (T:2372):1677円(+83円)大幅続伸。
前日に自己株式の取得実施を発表している。
発行済み株式数の1.12%に当たる13万株、2億円を取得上限としており、取得期間は2月27日から3月29日までとなっている。
目先の需給改善につながるとの期待感が先行しているようだ。
アンジェス (T:4563)株の急騰なども刺激に、前日はバイオ関連の一角として関心が向かったが、上値追いへの支援材料へとつながっている。
昭電工 (T:4004):4205円(+215円)大幅続伸。
ジェフリーズ証券では、カバレッジ変更に伴い投資判断を「バイ」に格上げで再開、目標株価も3400円から6600円に引き上げている。
中国政府による環境規制およびニードルコークス不足を背景として、黒鉛電極需要は底堅い状況が続くと評価。
2019年度の予想ベースPER4.5倍などバリュエーションは極めて魅力的、増配と自社株取得の継続も期待できるとしている。
ネオス (T:3627):903円(-70円)大幅続落で下落率トップ。
第三者割当による行使価額修正条項付新株予約権の発行を発表している。
発行する新株予約権は10000個で潜在株式数は100万株、当初行使価額は987円で、割当先は大和証券となる。
下限行使価額は593円のもよう。
業容の拡大に伴った投資資金の確保を資金調達の目的としている。
9.54%の潜在的な希薄化を嫌気する動きが優勢になっている。
リックソフト (T:4429):9520円公開価格(4000円)の約2.3倍となる9050円で初値を付けた。
26日に上場したが、買い注文が殺到し、取引が成立していなかった。
同社は05年1月4日設立。
事業内容はソフトウエアのライセンス販売と導入支援、クラウドサービス・トレーニングなど。
19年2月期の営業利益予想は前期比98.4%増の2.59億円。
ライセンス&SIサービス業務やクラウドサービス事業が伸長する見込み。
第3四半期累計の実績は2.44億円で、進捗率は94.2%。
ショーケース (T:3909):891円(+150円)ストップ高。
グーグルが1月23日から運用を開始した「Googleしごと検索」に対し、最適化する構造化データスクリプトを書き出せるツール『Showcase しごとアシスト』を開発し、提供を開始すると発表している。
同技術については現在特許を出願中のもよう。
同サービスを利用することによって、学習コストを大幅に減らし、求人情報作成の省力化が図れることになるようだ。
業績寄与やグーグルとの関係強化への期待感が先行へ。
ミライアル (T:4238):1227円(+81円)急騰。
前日に業績・配当予想の上方修正を発表している。
前1月期営業利益は従来予想の12億円から14.5億円に増額、半導体業界、ウエハ業界の好調を背景に、出荷容器の底堅い販売と工程内容器の需要が想定以上に継続しているもよう。
また、期末配当金を10円から20円に引き上げ、年間配当金は30円としている。
上方修正期待はあったものの、大幅な増配も合わせて、ポジティブな見方が先行する格好に。
ウチダエスコ (T:4699):1986円(+397円)大幅に続伸。
19年7月期第2四半期累計(18年7月-19年1月)の営業利益を前年同期比15.8%増の3.41億円と発表している。
ICTサービス事業で利益率の改善に努めたほか、オフィスシステム事業でOAサプライ販売やIT関連機器販売が増加したことから利益が拡大した。
通期予想は前期比16.5%増の6.20億円で据え置いた。
進捗率は55%となっており、好業績を評価した買いが入っている。
ITbookHD (T:1447):417円(+5円)反発。
ベンチャー企業投資を目的とする投資子会社を設立すると発表している。
名称は「ITbook Capital」で、事業内容は投資戦略の立案や投資事業組合の主宰、投資事業組合への出資。
ITbookホールディングス (T:1447)が100%出資し、設立は3月1日の予定。
25日にグループ会社が地盤改良施工で画像認識AI利用の判定アプリを開発したと公表したことも改めて買い材料視されているようだ。