プレミアムデータをご提供:最大 50% 引きでInvestingPro特別セールを請求する

売買代金は今年最低、上海株安にも反応なく【クロージング】

発行済 2019-04-22 16:13
更新済 2019-04-22 16:21
© Reuters.  売買代金は今年最低、上海株安にも反応なく【クロージング】
1925
-
4543
-
8035
-
6954
-
9984
-
6594
-
8028
-

22日の日経平均は小幅に上昇。

17.34円高の22217.90円(出来高概算8億6000万株)で取引を終えた。

前場こそ、22280.19円まで上昇した後に、22099.38円と値動きの荒い局面もみられたが、後場は22200円を挟んでの狭いレンジ取引が続くなど、海外市場休場の影響等から、薄商いの中でのこう着感の強い相場展開となっている。

欧州市場などがイースターマンデー(復活祭の月曜)の祝日で休場になるため、海外勢のフローは限られており、リバランス中心の取引となり、上海指数が1.5%超の下落で推移していたが、市場の反応は限定的であった。

個人主体の資金は決算等を手掛かりとした値幅取り狙いの商いが中心だった。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり値下がり数が拮抗しており、値下がり数が若干上回っている。

セクターでは鉱業、海運、建設、小売、不動産が堅調な半面、その他金融、空運、その他製品、証券、保険、ガラス土石が冴えない。

指数インパクトの大きいところでは、ユニー・ファミマ (T:8028)、大和ハウス (T:1925)、テルモ (T:4543)が下支えする一方で、ファナック (T:6954)、ソフトバンクG (T:9984)、東エレク (T:8035)が重石となっている。

海外市場の休場の影響から、東証1部の売買高は連日で10億株を下回り、売買代金は1兆6263億円にとどまり、今年最低となった。

明日は米国市場の休場明けによって米国系の資金流入が意識されることになろうが、国内機関投資家は10連休前で積極的な売買は手控えられることになりそうだ。

また、今週後半から決算ピークとなり、10連休明け後は決算ピークとなるため、模様眺めムードが強まりやすいところである。

また、足元の決算については、明日23日に予定されている日本電産 (T:6594)の結果を受けた市場反応を見極めたいところであろう。

その他は、個人主体の決算などを材料視した循環物色といったところであるが、それでも積極的な売買は手控えられることになろう。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます