DLE (T:3686):204円( - )ストップ高買い気配。
朝日放送HD (T:9405)との資本・業務提携を発表、好材料視される展開になっている。
5月29日を払込期日として、朝日放送HDを割当先とする第三者割当増資を実施し2200万株を発行、これにより朝日放送HDは51.97%を保有する筆頭株主となる。
また、保有するIP活用の事業展開、IP開発を共同で行う事業提携も進めるようだ。
財務体質の強化、事業シナジーへの期待などが先行する展開に。
スズキ (T:7269):5126円(+323円)急反発。
先週末に19年3月期決算を発表、営業利益は3244億円で前期比13.3%減益となったが、すでに下方修正済みでインパクトはなし。
一方、20年3月期は3300億円で同1.7%増益の見通しとしている。
3600億円程度のコンセンサスは下回っているものの、保守的な要素もあるとみられ、ネガティブに捉える動きは限定的。
むしろ、不正問題に起因する生産への影響は限定的と捉えられ、安心感が先行する形にも。
ユビAI (T:3858):860円(+36円)大幅に続伸。
19年3月期の営業利益を従来予想の0.04億円から0.77億円(前期実績0.04億円)に上方修正している。
組込みソフトウェア事業やソフトウェアディストリビューション事業、ソフトウェアサービス事業でロイヤルティ売上が好調で、予想を上回る見通し。
また、コネクティビティ&セキュリティ事業で外注費が減少する見込みであることも利益を押し上げる。
楽天 (T:4755):1119円(-27円)大幅反落。
先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は1137億円で前年同期比4倍と急拡大したが、リフトを中心とした1100億円超の投資評価益計上が背景であり、評価益を除いたベースでは大幅減益となり、市場予想も下回っている。
拠点拡大などによるモバイル事業の赤字拡大、物流関連費用の増加、証券事業の不調などが背景。
リフト上場による業績インパクトは織り込み済み、あらためて出尽くし感なども先行する展開に。
ブレインパッド (T:3655):7170円(+1000円)ストップ高。
先週末に第3四半期決算を発表、同時に通期予想を大幅に上方修正しており、買い材料視されている。
第3四半期累計営業利益は8.9億円で前年同期比2.1倍の水準に、上半期までの大幅増益基調が継続する形に。
通期予想は従来の7.5-9億円のレンジから11.3億円にまで上方修正している。
案件の大型化や長期化、新規受注の積み上がりなどで、売が想定を上振れのようだ。
23.6期経常利益20億円目標とする中計も発表へ。
ディーエヌエー (T:2432):2073円(+307円)急騰。
先週末に、決算と同時に発表した大規模な自社株買いがポジティブなサプライズにつながっている。
発行済み株式数の26.14%に当たる3800万株、500億円を上限としており、5月13日から20年4月30日までを取得期間としている。
市場買付を行うとしており、一株当たりの価値向上、並びに当面の需給インパクトとして好感される。
決算数値に関してのサプライズはなかったが、ポケモンとの協業発表もプラス材料となっている。
MTG (T:7806):1964円(+86円)大幅に4日ぶり反発。
株主優待制度を導入すると発表している。
9月30日現在の株主を対象に、自社製品(100株以上500株未満で5000円相当、500株以上で2万5000円-3万円相当)を贈る。
同時に発表した19年9月期第2四半期累計(18年10月-19年3月)の営業利益を前年同期比86.5%減の7.12億円で着地した。
ダイレクトマーケティング事業などの低調が響いた。
通期予想は前期比88.7%減の10.00億円で据え置いた。
進捗率は71.2%。
マクドナルド (T:2702):4990円(-80円)大幅に3日続落。
19年12月期第1四半期(19年1-3月)の営業利益を前年同期比5.6%減の83.96億円と発表している。
既存店売上高は4.3%増となったが、販管費が膨らみ、利益を押し下げる要因となった。
通期予想は前期比10.2%増の276.00億円で据え置いた。
進捗率は30.4%。
株価が25日移動平均線を下回っていることも上値の重さにつながっているようだ。