先週末24日の米国市場では、NYダウが95.22ドル高の25585.69、ナスダック総合指数が8.73pt高の7637.01、シカゴ日経225先物が大阪日中比25円高の21125円。
週明け27日早朝の為替は1ドル=109円30銭前後と、24日大引け時点より約30銭の円高。
本日の東京市場は輸出関連株の買い戻しが予想される。
来日中のトランプ米大統領が「日米貿易交渉について、参院選が終わるまで妥結を迫らずに待つ」と述べたことが26日に報じられており、トランプ政権が日米貿易不均衡の象徴とみなしてきた自動車株について、警戒感が一旦後退し、買い戻しや押し目買いが優勢となろう。
ただ、円相場が強含んでおり、上値は重くなりそうだ。
今夜の米国市場が休場となることもあり、内需銘柄の押し目買いが中心の落ち着いた相場展開が予想される。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたセーレン (T:3569)、リクルートHD (T:6098)、NEC (T:6701)、北陸電 (T:9505)などに注目。