10日の日経平均は大幅に続伸した。
ローソク足はマドを空けて上げ、4本連続の陽線を引いて買い圧力の強さを窺わせた。
5日線が上向きをキープするとともに、終値は5月7日以来およそ1カ月ぶりに25日線を越えた。
ボリンジャーバンドでは、日々線は中心線を上回り、3日ザラ場の-2σ割れを直近ボトムとする反転トレンドが鮮明になった。
RSI(14日ベース)は46.20%(先週末は39.75%)に上昇した。
5月24日の20%割れからの反転基調が継続しており、50%乗せが視野に入っている。
ただ、一目均衡表では横ばいだった転換線が下降して短期的な下落圧力を示唆。
日々線は雲下にあって形勢は依然として売り手優位で、下値リスクを残している点に留意したい。