本日のマザーズ先物は、売り買いが交錯しほぼ横ばいで終了した。
18日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)や19日からの日銀金融政策決定会合といった日米の重要イベントを控えて手掛かり材料に乏しく、東京市場全般は模様眺めムードの強い展開が続いた。
日経平均も小幅なレンジ内での動きにとどまり、マザーズ先物も同様に狭い値幅でのもみ合い展開となった。
ただ、日米の重要イベントを前に、主力の東証1部市場から逃避した資金は、マザーズ市場などの中小型株にシフトする動きが継続しており、個別に材料のある銘柄を中心に活発な商いとなっていた。
本日のマザーズ市場では、第3四半期の累計営業利益が2ケタの減益となったリーガル不動産 (T:3497)は前週末比392円(-24.92%)安の1181円、第1四半期の営業増益率が3%にとどまったことが失望感を誘ったMマート (T:4380)は前週末比378円(-17.20%)安の1820円と下押した。
また、第1四半期の営業損益が赤字に転落したバリューゴルフ (T:3931)も前週末比198円(-12.52%)安の1383円と大幅に続落した。
一方、上半期の営業利益が大幅な増益を達成したモルフォ (T:3653)が前週末比500円(+24.02%)高の2582円、前週末にストップ高を演じた流れを引き継いだバーチャレク (T:6193)は前週末比150円(+17.24%)高の1020円とともにストップ高まで買われた。
また、自社開発ソフトウェア「PROEVER」を企業化すると発表したことが材料視されたMSOL (T:7033)は前週末比310円(+17.23%)高の2109円と大幅に続伸した。