3日の米国市場は独立記念日前の短縮取引となり、NYダウが179.32ドル高の26966.00、ナスダック総合指数が61.14pt高の8170.23と揃って史上最高値を更新。
シカゴ日経225先物も大阪日中比105円高の21695円と上昇した。
4日早朝の為替は1ドル=107円70銭台と、昨日大引け時点に比べ小幅円安。
本日の東京市場は米国株高に追随し、ソフトバンクG (T:9984)や任天堂 (T:7974)、ソニー (T:6758)など米国株との連動性の強い銘柄を軸に買い優勢の地合いとなろう。
ファーストリテ (T:9983)など日経平均の高構成比銘柄も225先物と歩調を合わせて上げる展開が予想される。
ただ、円安がほとんど進んでいないことに加え、米SOX指数が軟化しており、東エレク (T:8035)や村田製 (T:6981)をはじめとする電子部品株の上値は重そうだ。
欧米の長期金利低下が続いているため、三菱UFJ (T:8306)や三井住友 (T:8316)など大手金融株は軟化が予想される。
一方で、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたJSR (T:4185)、日立化成 (T:4217)、牧野フライス (T:6135)、ジェイテクト (T:6473)、パナソニック (T:6752)、SOMPO (T:8630)、MS&AD (T:8725)、東京海上 (T:8766)などに注目。