7日の米国市場は、NYダウが22.45ドル安の26007.07と緩んだが、ナスダック総合指数は29.56pt高の7862.83、シカゴ日経225先物は大阪日中比130円高の20600円としっかり。
8日早朝の為替は1ドル=106円20銭付近と、昨日大引け時点とほぼ同水準。
本日の東京市場では、決算の注目されていたところとして、コンセンサスを上回る第1四半期業績を発表したソフトバンクG (T:9984)が日経平均をけん引することになりそうだ。
また、ナスダック総合指数やSOX指数の上昇を強材料に、昨日売られた東エレク (T:8035)やSUMCO (T:3436)、信越化 (T:4063)などの反発が予想される。
ただ、為替については変わらず円安方向に進んでいないことや、米中貿易摩擦の問題などはなお残っているため、引き続きリスクオフのムードは窺われ、相場全体の戻りは鈍いとみられる。
そのため、朝方の買い戻し消化後はもみ合いが予想される。
その他では、昨日業績予想を上方修正したスシローGHD (T:3563)、星光PMC (T:4963)や、順調な第1四半期のスタートを切った京急 (T:9006)など決算を受けた個別物色の動きについては強まろう。
なお、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された野村不HD (T:3231)、OLC (T:4661)、フジHD (T:4676)、ルネサス (T:6723)、エレコム (T:6750)、アオイ電子 (T:6832)、テーオーシー (T:8841)、NTT (T:9432)などにも注目。