イーレックス (T:9517):1346円(+50円)大幅続伸。
引き続き13日に発表の決算を評価する動きが継続している。
いちよし証券ではレーティングを「B」から「A」に格上げ、フェアバリューも1400円から1700円に引き上げている。
電力小売のマージン改善が想定以上に進んでいることで業績予想を上方修正、中長期的にも、ポストFIT時代を見据えた施策により収益拡大ポテンシャルは大きいと考えているもよう。
20年3月期営業利益は65億円から75億円に引き上げへ。
ルネサス (T:6723):625円(+9円)続伸。
アプライドマテリアルズやエヌビディアなど米半導体大手が市場予想を上回る決算を発表しており、同社など国内半導体関連にも買いが波及する展開になっている。
同社との連動性が強いエヌビディアは、一時項目を除いた第2四半期EPSが1.24ドル、売上高が25.8億ドルとなり、減収減益とはなったものの、市場予想の1.14ドル、25.4億ドルを上回った。
時間外取引で一時6%の上昇となっている。
スクリーンHD (T:7735):5970円(+260円)大幅反発。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も5000円から7900円に引き上げている。
予想以上に強い5G関連需要や、日韓の半導体材料問題などによって、想定よりメモリ市況が早く底打ちする可能性がでてきていると指摘。
今期以降の業績予想を上方修正、21年3月期営業利益は従来の299億円から390億円にまで引き上げているようだ。
日立化成 (T:4217):3295円(+310円)急反発。
1次入札において、PE投資会社と事業会社の両方から複数の買収提案を受けたと報じられている。
ベイン、ブルックフィールド、日本産業パートナーズ、KKR、カーライル、ブラックストーンなどの名前が挙がっている。
全株式が売却される場合、価値は8000億円になる可能性ともされている。
先の報道では、日立製作所 (T:6501)が同社株の売却手続きに入り、1次入札は8月9日に締め切りと伝わっていた。
ロコンド (T:3558):813円(+11円)急騰。
12万株(1.44億円)を上限に自社株買いを実施すると発表している。
発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.05%。
取得期間は16日から20年8月15日まで。
資本効率の向上および経営環境の変化に対応した機動的かつ柔軟な資本政策を遂行するため。
自社株買いに加え、15日に上場来安値(782円)まで下落し、値頃感があることも押し目買いにつながっているようだ。
エイジス (T:4659):3260円(+70円)大幅に続伸。
7月の売上高が前年同月比10.3%増になったと発表している。
前月(4.4%増)から伸びが加速したことが好感され、買い材料視されている。
プラスは7カ月連続。
20年3月期のこれまでの累計では5.5%増となり、前年同期(2.9%増)から拡大した。
通期の売上高予想は前期比3.0%増の285.00億円となっており、足元の売上の伸びが利益を想定以上に押し上げる可能性があるとの見方が広がっているようだ。
東エレク (T:8035):18805円(+370円)大幅反発。
米アプライドマテリアルズが決算を発表、第3四半期決算は売上高が市場予想を上回ったほか、第4四半期の見通しも市場予想を上回っており、時間外取引で株価は上昇する展開に。
半導体製造装置の堅調な需要を確認で、国内最大手の同社にも買いが波及する形となっている。
第4四半期のEPSは0.72-0.80ドル、売上高は35.4億-38.4億ドルとし、中心値はそれぞれ、市場予想の0.75ドル、36.4億ドルを上回っている。
ロゼッタ (T:6182):3485円(+100円)大幅に3日ぶり反発。
ウェアラブル通訳デバイス「T-4PO Construction(仮)」の開発子会社を設立すると発表している。
建設業界向けのプロダクト開発とサービス提供にフォーカスし、建設関連会社の資本参加を想定して従来組織と分離した子会社とする。
また、RPAコンサルティング合同会社(東京都渋谷区)の持分100%(500万円)を取得し、子会社化することも決めた。
同社のRPAに関するノウハウと自社のAI技術を組み合わせる。