GameWith (T:6552):804円(+55円)急伸、一時前日比10%超上昇する場面も。
前日引け後に、発行済み株式総数の1.49%に相当する27万株、2億円を上限とした自己株式取得を発表し、買い材料視されている。
取得期間は本日22日から10月31日までとしており、需給改善期待などポジティブ視する動きが優勢に。
アリアケ (T:2815):8150円(+230円)大幅反発で年初来高値を更新している。
同社は天然調味料製造最大手で、食品メーカー向けに加工食品のスープやだしなどを製造販売している。
同社は中食市場の拡大を背景に2010年3月期以降10期連続で増収増益を続けている。
20年3月期業績については減収減益見通しも、同第1四半期業績は売上高・営業利益ともにコンセンサス予想を上回り、その後見直し買いが進んでいる。
関電化 (T:4047):694円(+34円)大幅反発。
前日に公表された変更報告書によると、投資ファンドのエフィッシモキャピタルが同社株の保有割合を従来の5.76%から7.06%に高めている。
保有株数は406万2500株で、保有目的は純投資(うち大半が投資一任契約に基づく顧客資産運用のため)としている。
6月に5.05%から5.76%に引き上げていたが、それに続いて再びの買い付けとなる。
これにより、需給面の思惑などが先行する形になっているようだ。
リクルートHD (T:6098):3395円(+55円)反発。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「Overweight」継続で、目標株価を3900円から4300円に引き上げている。
従来通り24年3月期まで2ケタ成長持続を想定しており、現状の株価は割安な水準であると判断したようだ。
また、HRテクノロジーがけん引する中期的な利益成長シナリオは不変ともしている。
なお、同証券は人工知能(AI)の活用による新規事業開発の発表なども今後の株価上昇カタリストとして挙げている。
アンリツ (T:6754):1988円(+26円)大幅高。
米通信計測機器キーサイトテクノロジーは21日、19年5-7月期決算を発表。
売上高は前年同期比7.9%伸び10億8700万ドルとなり、市場予想も上回った。
アンリツの業績は20年から5G通信のサービスがスタートされるのを直前に控え拡大が進んでいる。
19年3月期売上高は前期比15.9%増の996.6億円、営業利益は同128.9%増の112.5億円だった。
20年3月期会社予想営業利益は同11.1%減の100億円としているものの、上振れが期待される。
ZOA (T:3375):835円(+41円)急伸。
12万6000株(約1.0億円)を上限に自社株買いを実施すると発表している。
発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は7.97%。
21日の終値(794円)で、22日早朝に立会外取引(ToSTNeT-3)で買付けを委託する。
株主還元および経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。
自社株買いの規模が発行済総数に対して大きいことが好感され、買いが集まっている。
ACSL (T:6232):3105円(+85円)大幅に反発。
一部メディアが「政府はドローンを使った宅配サービスなどの商用化をにらんだルールづくりを始める」と報じ、買い材料視されている。
報道によると、「22年度をめざし、所有者や使用者、機種などの登録制度を創設する」という。
自律制御システム研究所 (T:6232)は物流・空撮・測量・点検など産業用のドローンの開発を行っており、ルール整備でドローンが普及し、同社の利益拡大につながるとの思惑が広がっているようだ。
GA TECH (T:3491):4115円(+80円)大幅に3日続伸。
不動産マーケティングシステムを手掛けるマーキュリー(東京都新宿区)に出資すると発表している。
同社株800株を0.60億円で取得する。
不動産関連データの拡充およびデータ戦略の強化を図る。
また、賃貸マンション・アパート専門のデザインリフォームなどを行うイエスリノベーション(東京都中央区)の全株式を取得し、子会社化する。
取得価格は非公表。
不動産投資などとの事業シナジーを見込む。
アセンテック (T:3565):1968円(+19円)大幅に3日続伸。
20年1月期の営業利益を従来予想の4.20億円から4.55億円(前期実績3.76億円)に上方修正している。
仮想インフラおよびストレージの事業領域で、地方公共団体や国内大手クラウド事業者などのITインフラを受注したことに加え、リモートPCアレイ製品の拡販が進んだ。
また、プロフェッショナルサービスも当初の想定を上回る見込み。
また、33万株の立会外分売を実施する。
予定期間は29日から9月3日まで。