24日の米国市場は、NYダウが142.22ドル安の26807.77、ナスダック総合指数が118.84pt安の7993.63と下げ、シカゴ日経225先物も大阪日中比235円安の21705円と売られた。
25日早朝の為替は1ドル=107円00-10銭台と、昨日大引け時点比で約50銭の円高。
本日の東京市場では、米中貿易摩擦再燃に対する警戒感や米民主党によるトランプ大統領の弾劾機運の高まりといった外部環境の不透明感から東エレク (T:8035)、村田製 (T:6981)をはじめとする電子部品株やキーエンス (T:6861)、ファナック (T:6954)などのFA関連株、任天堂 (T:7974)、ソフトバンクG (T:9984)などの下落が予想される。
ただ、円高と原油先物相場の下落をプラス材料としてJAL (T:9201)、ANA (T:9202)などは値上がりが予想される。
また、明日26日は9月中間期の配当権利付き売買最終日。
上場投資信託(ETF)やインデックス型投信、年金基金などパッシブ運用業者による配当の再投資に伴う先物買いが散発的に始まるとみられ、日経平均やTOPIXの構成比が大きいファーストリテ (T:9983)などは指数絡みの買いで強含む可能性がありそうだ。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された日本新薬 (T:4516)、日ペHD (T:4612)、アドバンテスト (T:6857)などに注目。