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注目銘柄ダイジェスト(前場):JDI、クスリのアオキ、フジプレアムなど

発行済 2019-09-27 11:55
更新済 2019-09-27 12:01
© Reuters. 注目銘柄ダイジェスト(前場):JDI、クスリのアオキ、フジプレアムなど

クスリのアオキ (T:3549):7550円(-640円)急落。

前日に発表した第1四半期決算が弱材料視されている。

営業利益は33.8億円で前年同期比4.0%減益、上半期、通期ともに増益計画である中、想定よりも低調なスタートと受け止められている。

足元の既存店が堅調に推移し、株価も高値圏での推移が続いていたため、ネガティブなサプライズが先行する形とみられる。

スクエニHD (T:9684):4895円(-50円)反落。

ゴールドマン・サックス証券では、目標株価を5100円から5300円に引き上げているものの、投資判断は「買い」から「中立」に格下げしている。

足元の株価上昇で目標株価に接近したことが格下げの背景。

中長期的に500億円程度の持続的な営業利益を想定しているが、現在の株価はそのレベルに対し適正水準としている。

ドラゴンクエストウォークは課金要素が強い作りで、国内のみの配信であるため、徐々に売上は落ち着きを見せると想定。

オプトエレクト (T:6664):699円(+21円)大幅に反発。

19年11月期第3四半期累計(18年12月-19年8月)の営業利益を前年同期比57.7%増の4.96億円と発表している。

国内が堅調だったことに加え、米国が伸長したことから利益が拡大した。

売上原価率が改善したことも増益に寄与した。

通期予想は前期比63.4%減の1.65億円で据え置いた。

第3四半期累計時点で既に通期予想を上回っていることから、上方修正への期待が広がっている。

JDI (T:6740):61円(-6円)大幅安。

中国ファンドの嘉実基金管理グループから金融支援を見送るとの通知を受けたと発表している。

ガバナンスに対する見解の不一致が生じたことが背景とされている。

経営再建に対する不透明感が強まる状況となっているようだ。

一方、米紙報道によると、アップルが出資額を倍増することを検討などとも伝わっており、株価の下支えにはなっているもよう。

関西電力 (T:9503):1304円(-89.5円)大幅続落。

同社幹部ら6人が2017年までの7年間に、関電高浜原子力発電所が立地する福井県高浜町の元助役から、計約1億8千万円の資金を受け取っていた疑いのあることがわかったと報じられている。

原発関連工事を担う建設会社からの資金が原資だった可能性とされている。

社内調査委員会の確認の結果、現時点では返却を完了しているようだが、コンプライアンスへの信頼性低下につながる形のようだ。

東エレク (T:8035):20680円(-475円)大幅反落。

米マイクロンが前日に決算を発表、6-8月期決算は市場予想を上回ったが、9-11月期見通しがコンセンサスを下回り、時間外取引で一時6%強の下落となっている。

9-11月期のEPS予想は0.39-0.53ドルのレンジとし、市場予想の0.53ドルを下回った。

ファーウェイ向けの先行きに不透明感が強い状況のようだ。

マイクロン株安を受けて、同社を始め半導体製造装置関連は総じて売りが先行している。

フジプレアム (T:4237):293円(+20円)年初来高値。

20年3月期の純利益を従来予想の2.42億円から4.07億円(前期実績0.38億円)に上方修正している。

営業取引に関する紛争で調停が成立し、解決金を受領するため。

第2四半期に解決金3.00億円を特別利益として計上する。

調停内容の詳細は非開示。

営業利益予想(4.31億円)は据え置いた(前期実績4.00億円)。

年初来高値の更新は1月24日以来約8カ月ぶりとあって、短期資金が流入しているようだ。

APAMAN (T:8889):924円(+16円)大幅に3日ぶり反発。

丸紅 (T:8002)と住宅用設備をインターネットにつなげる「HOME IoT」の共同検討に関する覚書を締結すると発表している。

また、APAMAN子会社が保有する持分法適用関連会社で、「民泊」を行っているグランドゥース(大阪市)株の一部を丸紅と同社子会社に売却する。

譲渡株数は4400株で、譲渡価額は非開示。

株式譲渡に伴い、株式売却益約3.80億円、法人税等及び法人税等調整額約0.13億円を計上する見込み。

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