3日のマザーズ先物は前日比20.0pt安の844.0ptと大きく下落した。
高値は847.0pt、安値は838.0pt、取引高は825枚。
本日のマザーズ先物は、世界的なリスクオフムードが強まるなか大きく下落となった。
前日の米国市場は、9月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数が前月から伸び悩んだことで、米景気後退入りへの懸念が一段と強まり、NYダウは一時600ドル近く下落する場面もあった。
こうした背景から、マザーズ先物はナイトセッションの間から大きく下落していたこともあり、日中取引はナイトセッションでの終値とほぼ同水準で取引を開始した。
その後は、上述した通り、ナイトセッション中に米景気減速に対する警戒感に起因する下落分はすでに織り込んでいたため、日中取引だけを見ればほとんど横ばいでの動きに。
大引けにかけては、先行きに反発の期待も持てないことから下げ幅をやや拡げるかたちになった。
結局、本日のマザーズ先物は前日の日中取引の終値比では2%超の大幅下落となって終わった。
売買代金上位では、直近IPO銘柄であるパワーソリューションズ (T:4450)をはじめ、指数インパクトの大きいところで、そーせい (T:4565)、メルカリ (T:4385)、ミクシィ (T:2121)などが大きく下げた。