7&iHD (T:3382):4387円(+224円)大幅続伸。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は2051億円で前年同期比2.8%増益、会社計画を達成している。
スーパーストア事業や百貨店事業が低迷したが、国内外のコンビニ事業がけん引する形に。
また、構造改革案も同時に発表している。
非24時間営業店も考慮してのインセンティブ見直し、それに伴う負担増に対応した不採算店閉鎖や移転、本部人員適正化など。
24時間営業問題の沈静化に対する期待も先行のもよう。
良品計画 (T:7453):2090円(+100円)大幅反発。
前日に上半期の決算を発表している。
営業利益は206億円で前年同期比12.6%減益となり、従来予想の238億円を下回った。
つれて、通期予想は従来の485億円から453億円に下方修正している。
ただ、第1四半期の同22.3%減益に対して、6-8月期は同横ばいとなっており、四半期ベースで続いていた減益傾向に歯止めもかかっている。
東アジアの営業利益が急回復へ。
悪材料出尽くし感に加えて、今後の回復期待も高まる流れへ。
UMCエレ (T:6615):592円( - )ストップ安売り気配。
提出期限の延長承認を受けていた10月15日までに、20年3月期第1四半期報告書の提出が出来ない見込みと発表している。
中国連結子会社における不適切な会計処理の可能性の判明をきっかけに、これまで提出期限を再延期する事態となっていた。
これを受けて東証では昨日付で、監理銘柄(確認中)に指定している。
10月28日までに提出ができなかった場合は、整理銘柄に指定された後に上場廃止となる。
スズキ (T:7269):4518円(+128円)大幅続伸。
前日に業績予想の下方修正を発表している。
通期営業利益は従来予想の3300億円から2000億円、前期比38.3%減益に下方修正、増益予想から一転して2ケタ減益となる見通し。
インド四輪市場の低迷、国内での完成検査体制再構築に伴う減産などが下振れの背景。
ただ、インド市場の足元低迷は認識されており、第1四半期実績が前年同期比46.2%の大幅減益であったことから、想定され得る水準への下方修正で悪材料出尽くし感が先行。
メディカルN (T:3645):506円(+6円)大幅に続伸。
20年5月期第1四半期(19年6-8月)の営業利益を前年同期比134.7%増の0.36億円と発表している。
メディア・プラットフォーム事業で増益を確保したほか、医療機関経営支援事業でリスティング広告運用代行サービスのクライアント数の増加などを受けて損失が縮小した。
通期予想は前期比43.2%減の1.00億円で据え置いた。
進捗率は36.0%に達している。
リボミック (T:4591):646円(+24円)大幅に反発。
特発性肺線維症治療薬として研究開発を進めているRBM-006について、物質特許が日本で成立したと発表している。
オートタキシンの作用を阻害するアプタマーをカバーする物質特許で、全世界で初の特許成立。
新薬開発に対する期待が高まったことに加え、6月12日に年初来高値(1109円)を付けて以降、株価が軟調に推移していたことも値頃感からの買いにつながっているようだ。
安川電 (T:6506):3770円(-65円)続落。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は125億円で前年同期比59.2%減益、6-8月期は52.7億円で同60.4%減益となった。
また、通期予想は従来の465億円から250億円にまで下方修正、下振れは想定されていたものの、市場コンセンサスも100億円強下回る水準となっている。
半導体関連の設備投資先送り、貿易摩擦問題の広がりで、ロボット事業、モーションコントロール事業ともに下振れの形になっている。
ドーン (T:2303):1401円(+171円)年初来高値。
20年5月期第1四半期(19年6-8月)の営業損益を0.50億円の黒字(前年同期実績0.06億円の赤字)と発表している。
ライセンス販売で大型案件の受注があったことに加え、クラウドサービスの契約数が積み上がり、利用料収入が増加した。
売上総利益率の改善も黒字転換に寄与した。
通期予想は前期比10.0%増の2.20億円で据え置いた。
進捗率は22.7%。