23日の米国市場はNYダウが45.85ドル高の26833.95、ナスダック総合指数が15.50pt高の8119.79と強含み、シカゴ日経225先物は大阪日中比145円高の22795円と上値を追った。
24日早朝の為替は1ドル=108円60-70銭(23日大引け時点は108.35銭付近)と30銭ほどの円安。
本日の東京市場は米株高と円安を受けて任天堂 (T:7974)、ソフトバンクG (T:9984)、トヨタ (T:7203)など主力大型株の買いが予想される。
日経平均が節目の23000円に接近すると、先物買いを当て込んでファーストリテ (T:9983)をはじめとする日経平均の高構成比銘柄も買いを集めそうだ。
大引け後に東製鉄 (T:5423)、ディスコ (T:6146)、中外薬 (T:4519)、MonotaRO (T:3064)などの決算発表が予定されている。
このうちディスコの業績は半導体産業全体の業界動向を確認する一つの手掛かりとして注視されており、同社の業績が上振れすればこの先において東エレク (T:8035)、アドバンテス (T:6857)といった半導体セクターの主力銘柄の上昇も予想され、東証1部全体の水準切り上げにつながろう。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたSUMCO (T:3436)、エーザイ (T:4523)、大塚商会 (T:4768)、東洋合成 (T:4970)、SMC (T:6273)、ハーモニックドライブ (T:6324)、東洋エンジニアリング (T:6330)、THK (T:6481)、安川電機 (T:6506)、NTT (T:9432)などに注目。