40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

中小型株の活躍に期待したいところ【クロージング】

発行済 2019-11-20 16:06
更新済 2019-11-20 16:21
© Reuters.  中小型株の活躍に期待したいところ【クロージング】

日経平均は続落。

144.08円安の23148.57円(出来高概算13億5000万株)で取引を終えた。

「香港人権法案」が米上院で可決との報道が伝わり、米中関係の悪化警戒から売り優勢の展開となった。

寄り付き直後にはプラスに転じる局面もみられたが、中国側が法案成立となれば報復も辞さないとの報道もあり、これが嫌気される格好から一時23086.12円まで下げ幅を広げる局面もみられた。

後場については23100円を挟んでのこう着が続くなど、ややリスクオフの流れになっている。

東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。

セクターでは、空運、その他製品、その他金融、医薬品、証券が堅調。

半面、海運、石油石炭、水産農林、銀行、鉱業が冴えない。

指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ (T:9983)、ファミリーマート (T:8028)、東エレク (T:8035)、ソフトバンクG (T:9984)、アドバンテスト (T:6857)、KDDI (T:9433)が重石に。

一方で、エムスリー (T:2413)、中外薬 (T:4519)、大日住薬 (T:4506)、リクルートHD (T:6098)が下支え。

「香港人権法案」が米上院で可決との報道が伝わり、為替市場で円高に振れて推移したことが売りを誘った感はあるが、日経平均は23000円や25日線レベルまでの調整は意識されていたこともあり、日経平均の下落ほど、センチメントは悪化していないだろう。

とはいえ、米中交渉の行方や香港問題等の報道に振らされやすい状況でもあり、積極的に押し目を拾う動きにもなりづらいところ。

物色についてもリバランス中心ながらも、足元では医薬品などディフェンシブ志向となり、石油などエネルギー株の調整が続いているため、目先的にも調整一巡感からの反転は期待しづらいところだろう。

その中で、中小型株への物色が活発である。

マザーズ指数は4営業日続伸で直近の戻り高値水準を捉えてきている。

長期的な調整トレンドの中で、上値抵抗として意識されていた26週線も僅かに突破してきている。

もう一段の上昇で明確に抵抗線を突破してくるようだと、より中小型株への修正リバウンドが意識されてくる可能性もある。

日経平均がこう着感を強める中で、中小型株の活躍に期待したいところであろう。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます