[東京 25日 ロイター] - 正午のドル/円は、22日のニューヨーク市場午後5時時点に比べ小幅にドル高/円安の108.77/79円。
週明けの五・十日となるこの日は、若干の実需の買いが流入したほか、株価が前営業日比で200円超高となるなど、ドル/円には追い風が吹いた。
政府への抗議活動が続く香港で24日に実施された区議会選挙は、投票率が過去最高となり、民主派が地滑り的な勝利を収める見通しとなったことも、リスク回避のセンチメントを後退させたという。
さらに、市場では「欧州中央銀行(ECB)および日銀の緩和路線と英国の政治的不安定がドルの追い風となり、じわじわとドルが買われる流れになっている」(FX会社)という。