■強含み、円滑なEU離脱への期待広がる先週のポンド・円は強含み。
一時143円台円半まで買われる場面があった。
12月12日に行なわれる英総選挙で与党・保守党は単独過半数を獲得し、政権基盤が強まるとの見方が広がった。
これによって、欧州連合(EU)からの円滑な英国離脱が期待されたことでリスク選好的なポンド買いが優勢となった。
取引レンジ:140円84銭−143円26銭。
■強含みか、国内政治安定で金利先安観後退も今週のポンド・円は強含みか。
12日の英総選挙で保守党の単独過半数議席獲得が予想されていることが、引き続き材料視されそうだ。
国内政治の安定化によって英国金利の先安観はやや後退する可能性があることも、ポンド相場に対する支援材料となりそうだ。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・10日:10月鉱工業生産(9月:前月比-0.3%)・10日:10月商品貿易収支(9月:-125.41億ポンド)予想レンジ:142円00銭−144円00銭