11日の米国市場ではNYダウが29.58ドル高の27911.30と小高く、ナスダック総合指数は37.87pt高の8654.05、シカゴ日経225先物は大阪日中比75円高の23445円と、いずれもしっかり。
12日早朝の為替は1ドル=108円50-60銭(11日大引け時点は108.77円付近)。
本日の東京市場では、米SOX指数の大幅高を受けて電子部品株を中心に堅調が予想される。
東エレク (T:8035)をはじめとした半導体関連株は続伸し、昨日売られた日本電産 (T:6594)や村田製 (T:6981)、キーエンス (T:6861)などにも買い戻しが入ろう。
米長期金利の指標となる10年債利回りが1.7%台に低下したことを受けて、三菱UFJ (T:8306)など大手金融株はさえない動きを強いられそうだが、REITには押し目買い材料となりそうだ。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された大成建 (T:1801)、大林組、清水建 (T:1803)、トヨタ紡織 (T:3116)、ZHD (T:4689)、アマノ (T:6436)、ホンダ (T:7267)、リンテック (T:7966)、セイノーHD (T:9076)、郵船 (T:9101)などに注目。