17日のマザーズ先物は前日比11.0pt高の860.0ptと7日ぶりに反発した。
なお、高値864.0pt、安値は847.0pt、取引高は1501枚。
本日のマザーズ先物は、IPO銘柄中心に物色旺盛で、全体的にセンチメントが良好な中、久しぶりに時価総額上位も堅調な動きを見せ、7日ぶりの反発となった。
前日の米国市場では、米中間の「第1段階」合意を好感する流れが続いているところに市場予想を上回る中国の経済指標などを受けて、主要株価指数は史上最高値を更新した。
また、1ドル=109円50銭以上の円安基調も追い風に東証1部市場を中心に全体的に堅調な相場展開だった。
こうした中、マザーズ先物については、昨日ストップ安となったサンバイオ (T:4592)が本日もストップ安水準まで売られることが全体の重しになった。
ただ、本日新規上場したフリー (T:4478)などの直近IPO銘柄に対する物色は依然活発であり、メルカリ (T:4385)などの時価総額上位銘柄も大幅高をみせたことから、次第に個人投資家センチメントも上向き、その後は上値を追う展開となった。
売買代金上位では、上述した本日IPOとなったフリーが公開価格(2000円)を25.0%上回る2500円で初値を付けた後も値を上げるなど活況を見せたほか、直近IPO銘柄であるマクアケ (T:4479)も4日連続での大幅高となった。
その他、ジーエヌアイグループ (T:2160)、メルカリ、プロレド (T:7034)、そーせい (T:4565)なども大幅上昇となった。