[東京 24日 ロイター] - 正午のドルは前日NY市場終盤と変わらずの109円半ば。海外市場でつけた2週間ぶり安値から切り返したものの、正午前には買いが一服となり、上値の重さが目立った。
午前のドルは実需の買いが先行して109.57円まで反発。109円台前半で国内投資家の買いが入ったとみられることも、下値を支える一因になったという。
しかし仲値後は上昇も一服。中国の旧正月などアジア市場はきょうから休場となる国が多く、取引は停滞ぎみだったという。
中国当局によると、湖北省武漢市で確認された新型コロナウイルスによる肺炎で、中国国内での死者は25人、発症者は800人を超えた。市場では引き続き「実体経済や市場へどこまで影響が及ぶのか見極めたい」(外銀)との声が出ていた。