27日午前の東京市場でドル・円は軟調推移。
米雇用情勢の悪化を意識してリスク選好的なドル買いは大幅に縮小しており、108円89銭まで下落。
110円近辺には戻り売りの興味が残されており、具体的なドル買い材料が提供されない場合、ドル・円はアジア市場で108円台での取引が増える可能性がある。
ここまでの取引レンジはドル・円は108円89銭から109円69銭、ユーロ・円は120円15銭から120円99銭、ユーロ・ドルは1.1023ドルから1.1059ドル。
■今後のポイント・欧米諸国での新型肺炎の感染拡大に対する警戒感・米国の無制限量的緩和・主要国の財政出動期待・NY原油先物(時間外取引):高値23.44ドル 安値22.95ドル 直近値23.10ドル