先週末3日の米国市場ではNYダウが360.91ドル安の21052.53、ナスダック総合指数が114.23pt安の7373.08と大幅下落したが、シカゴ日経225先物は大阪日中比5円安の17675円と小幅安で留まった。
週明け6日早朝の為替は1ドル=108円40-50銭(先週末大引け時は107.92円付近)。
本日の東京市場では、朝方に先週の米国株安を織り込んで下げた後、村田製 (T:6981)、アンリツ (T:6754)、東エレク (T:8035)など新型コロナの影響が相対的に軽微と思われる5G関連の大型銘柄に下げ渋りが予想される。
また、先週末に利益確定売りに押されたメドレー (T:4480)など遠隔診療関連株には買い直しの展開が想定されよう。
一方、日本政策投資銀行の融資制度を利用して3000億円の資金調達をする方針が判明したANA (T:9202)の動向には注視したいところだ。
その他では、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された神戸物産 (T:3038)、東芝 (T:6502)、ノーリツ鋼機 (T:7744)などに注目。