テイツー (T:7610):35円(+9円)大幅に続伸。
20年2月期の営業利益を従来予想の1.20億円から2.60億円(前期実績2.02億円)に上方修正している。
「古本市場」などの店舗で中古商材に注力し、粗利を確保した。
経費削減活動による販管費の抑制も利益拡大に貢献する見通し。
また、店舗など固定資産の減損損失0.68億円、法人税等調整額で0.41億円の利益を計上する。
純利益予想は0.40億円から1.78億円(同1.08億円)に引き上げた。
竹内製作所 (T:6432):1406円(+45円)大幅続伸。
前日に20年2月期の決算を発表、営業利益は126億円で前期比17.9%減益、従来計画の120億円を上回る着地に。
21年2月期は84億円で同33.6%減益、為替や新型ウイルス感染拡大による販売低迷の影響が響く見通し。
5月下旬からの欧米での流行終息を前提としているもよう。
減益見通しの幅は想定の範囲内とみられ、4月からは生産も正常化していることで、安心感も先行する形になっているようだ。
良品計画 (T:7453):1059円(-38円)伸び悩む。
前日に20年2月期決算を発表、営業利益は364億円で前期比18.7%減益、会社計画378億円や市場予想を下回る着地に。
21年2月期業績予想は配当も含めて未定としている。
引き続きマイナス視されているのは在庫状況であり、期末の棚卸資産は1054億円で前年同期末比19%増、第3四半期末からはやや改善も依然高水準、ファーストリテ (T:9983)との比較感からもネガティブ材料となっている。
ITbookHD (T:1447):407円(+25円)大幅に5日続伸。
グループ会社の三鈴(東京都品川区)が管理するECサイト「Carina closet」で割引セールを実施している。
新型コロナウイルスの感染防止で店舗に行けない顧客のためにECサイトでの販売を強化する狙い。
セール期間は5月6日までで、衣服や靴、小物を30%オフで販売している。
ECサイトの積極展開で顧客増加が期待できるとの見方から、買い優勢となっているようだ。
7&iHD (T:3382):3409円(-64円)大幅続落。
前日に20年2月期の決算を発表している。
営業利益は4243億円で前期比3.1%増益、ほぼ従来計画4200億円や市場予想水準での着地となっている。
先に公表しているように、21年2月期業績見通しや新中期計画の公表は先送りとしている。
決算サプライズは乏しいものの、百貨店事業や米国事業などの先行き不透明感から見切り売りが優勢に。
野村證券では、今期営業利益予想を4380億円から3230億円に下方修正している。
ファーストリテ (T:9983):48740円(+1790円)大幅続伸。
前日に上半期の決算を発表、営業利益は1367億円で前年同期比20.9%減益、想定以上に底堅い推移となった印象。
通期予想は2450億円から1450億円に下方修正、市場予想は2000億円強の水準であるが、足元の環境悪化からは想定の範囲内と捉えられているようだ。
6月以降は事業活動が徐々に正常化するとの前提になっている。
在庫の減少など生産コントロールが効いていることも評価されている。
HPCシステムズ (T:6597):1985円(+118円)大幅に5日続伸。
アズワン (T:7476)と資本業務提携すると発表している。
HPCシステムズの科学技術計算システムと計算化学シミュレーションソフトをアズワンのカタログやウェブショップ、集中購買システムで購入できるようにする。
また、アズワンの受託サービスでHPCシステムズの計算化学ソリューションを顧客が利用できるようにするほか、新しいサービスを共同で開発する。