(16時20分現在)S&P500先物 3,009.38(+56.38)ナスダック100先物 9,590.25(+184.00)グローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物は強含み、NYダウ先物は500ドル高。
欧州株高の波及も見込まれ、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
22日の主要3指数はまちまち。
S&Pとナスダックはプラスで取引を終えたが、ダウは8ドル安の24465ドルで引けた。
この日開会した中国全人代で香港統治を強化する法案が審議されるとの思惑から、一国二制度維持をめぐる米中対立への懸念が市場心理を圧迫。
25日までの3連休を前に、調整の売りが強まり指数を押し下げた。
ただ、ワクチン開発への期待感から関連セクターに買いが集まり、ダウはプラスに浮上する場面もあった。
本日は上昇基調に振れやすい。
日本での緊急事態宣言の全面解除などを受けたアジア株高が欧米に波及する見通し。
また、堅調地合いのNY原油先物(WTI)も注目され、エネルギー関連が指数を押し上げる可能性があろう。
ただ、今晩発表の新築住宅販売件数や消費者信頼感指数など経済指標が低調な内容となれば、回復期待の買いを抑えそうだ。
また、中国政府の香港統治をめぐる米国との対立が引き続き警戒され、一段の買いをちゅうちょさせる要因となろう。