TOCOM金 21年4月限・日中取引終値:6007円(前日日中取引終値↑21円)・推移レンジ:高値6019円-安値5981円26日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は上昇した。
この日の東京株式市場は政府の非常事態宣言の解除を引き続き好感してほぼ全面高となり、日経平均は前日比529.52円高の21271.17円と大幅高でこの日の取引を終了した。
WHOのテドロス事務局長より「日本の新型コロナウイルス対策は成功している」との評価が報道されたことで、日本株に対する外国人投資家のリスクセンチメントが改善しリスクオンのムードが高まった。
また、仏中銀総裁が「ECBの臨時資産購入プログラムは拡大する公算が非常に大きい」と発言したことが報じられ、国内でも2次補正予算で最大600万円の家賃支援が盛り込まれていることが明らかになった。
これらの、財政出動や金融支援によるインフレ期待の高まりが金の需要を押し上げたようだ。