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豪ドル週間見通し:強含みか、緩和拡大観測後退が下支え

発行済 2020-06-06 14:56
更新済 2020-06-06 15:01
© Reuters.  豪ドル週間見通し:強含みか、緩和拡大観測後退が下支え

■上昇、経済活動再開の進展や景気認識の改善を好感先週の豪ドル・円は上昇。

飲食店の収容人数拡大や公共施設の再開が認められたことが好感された。

また、豪準備銀行(中央銀行)が政策金利(0.25%)の据え置きを決定し、「景気下振れの度合いは以前の予想よりも緩やかな可能性」との見解を示したことも買い材料になった。

取引レンジ:71円57銭-76円75銭。

■強含みか、緩和拡大観測後退が下支え今週の豪ドル・円は強含みか。

4-6月期の経済成長は大幅な落ち込みが予想され、景気後退局面入りは必至の情勢。

ただ、豪準備銀行(中央銀行)の「景気下振れの度合いは以前の予想よりも緩やかな可能性」との見解で過度の景気悪化懸念は後退しつつあり、金利引き下げなどを想定したリスク回避的な豪ドル売り・円買いは抑制される可能性が高いとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント・特になし予想レンジ:75円00銭-78円00銭

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