11日の米国市場ではNYダウが1861.82ドル安の25128.17、ナスダック総合指数が527.62pt安の9492.73といずれも急落した。
12日早朝の為替は1ドル=106円70-80銭(昨日大引け時は107.15円付近)。
本日の東京市場では、米国での新型コロナ感染再拡大の懸念を悪材料にほぼ全面安の展開が予想され、5月以降の日経平均の大幅高を主導したファーストリテ (T:9983)の急落が予想されるほか、全般の地合い悪化からソフトバンクG (T:9984)も大幅な下落を強いられ、ANA (T:9202)など空運株もきつい下げが予想される。
一方、武田 (T:4502)などの薬品株やツルハHD (T:3391)をはじめとするドラッグストア株に資金が向かおう。
強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された森永乳業 (T:2264)、塩野義 (T:4507)、小野薬 (T:4528)、テルモ (T:4543)、安川電 (T:6506)、TDK (T:6762)、メガチップス (T:6875)、オリンパス (T:7733)、りそなHD (T:8308)、セイノーHD (T:9076)、SGホールディングス (T:9143)などにも注目したい。