西松屋チェ (T:7545):1124円(+149円)一時ストップ高。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は36.7億円で前年同期比45.6%増となった。
粉ミルク、紙おむつなどの消耗品や調乳・衛生雑貨、マタニティ・新生児衣料、玩具などの販売が好調に推移し、気温の上昇とともに夏物衣料の販売も伸長しているもよう。
同時に、上半期計画は従来の23.5億円から43.7億円に、通期では47.0億円から67.2億円に大幅上方修正、ポジティブなサプライズが強まる形に。
フロンティアM (T:7038):2948円(-67円)大幅に4日ぶり反落。
20万株の立会外分売を実施すると発表し、売り材料視されている。
分売予定期間は26日から7月2日まで。
東証1部への市場変更申請を行う準備を進めており、形式要件の充足を図るとともに株式の分布状況の改善や流動性向上を図る。
立会外分売で株式需給が悪化するとの懸念に加え、10日に年初来高値(3190円)を記録した後も株価が高値圏で推移しており、利益確定売りも出ているようだ。
ペッパー (T:3053):676円(+100円)ストップ高。
主力の「ペッパーランチ」事業を売却する方針を固めたと一部で報じられている。
エスフーズ (T:2292)や神明HDによる連合などが買収に名乗りを上げるとみられるとされている。
「いきなり!ステーキ」の売上が一段と低迷するなか、売却資金での立て直しを目指すようだ。
会社側では決定した事実はないとしているが、財務体質の悪化など先行き不透明感が極めて強まっていた中、再建への期待感が先行する展開に。
東エレク (T:8035):24385円(+1180円)大幅続伸。
非開示としていた21年3月期業績予想を公表、営業利益は2750億円で前期比15.9%増益としている。
市場予想を100億円程度上回る水準であり、計画は慎重になるとみられていた中、ポジティブな見方が優勢となっている。
半導体製造装置及びFPD製造装置市場はともに前年比10%程度の増加を見込んでおり、売上高は1兆2800億円で13.5%増収を予想。
アドバンテス (T:6857):6070円(+160円)大幅続伸。
JPモルガン証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」に2段階格上げ、目標株価も4600円から7500円に引き上げている。
新たな収益獲得機会となり得るシステムレベルテストの受注貢献も顕在化しており、従来以上の中期的な利益成長ポテンシャルを確認することができたとしている。
21年3月期営業利益は650億円で前期比10.7%増益、22年3月期は860億円で同32.3%増益を予想。
ITbookHD (T:1447):665円(+100円)ストップ高。
無人運航船実証実験プロジェクトについて、7月3日に群馬県長野原町で共同記者会見を開催すると発表し、買い材料視されている。
日本財団から助成を受け、「水陸両用無人運転技術の開発 ~八ッ場スマートモビリティ~」のプロジェクトを推進する。
産学官共同で実用化し、離島の生活利便性向上や地方の観光振興など地方創生を目指す。
また、静岡県藤枝市と連携し、同市にサテライトオフィスを開設する。
CAICA (T:2315):36円(+1円)続伸。
全株主(自社を除く)を対象としたライツ・オファリング(ノンコミットメント型/上場型新株予約権の無償割当て)で資金を調達すると発表している。
8月11日を株主確定日とし、普通株1株につき1個の割合で新株予約権を無償で割り当てる。
新株予約権の行使比率が50%の場合、調達資金は約27.7億円(差引手取概算額)となる。
M&A資金として16.82億円、eワラント証券の増資引受けにかかる資金に5.00億円を充てる。