28日の米国市場では、NYダウが205.49ドル安の26379.28、ナスダック総合指数が134.18pt安の10402.09、シカゴ日経225先物が大阪日中比95円安の22515といずれも下落した。
29日早朝の為替は1ドル=105円00-10銭(28日大引け時は105.55円付近)。
本日の東京市場では、米国株安から売り優勢の展開が予想される中、昨日発表した4-6月期決算で連結営業利益が前年同期比73%増を確保した東エレク (T:8035)が買いを集め、SUMCO (T:3436)など他の半導体関連株にも刺激材料となろう。
しかし、昨日発表した決算が低調だったキヤノン (T:7751)は大幅安が予想され、ファナック (T:6954)もさえない動きを強いられよう。
新型コロナウイルス感染の全国的な拡大からJR東海 (T:9022)などJR各社、JAL (T:9201)、ANA (T:9202)なども売り物がちとなろう。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測された日本新薬 (T:4516)、日本電産 (T:6594)、TDK (T:6762)、スタンレー電気 (T:6923)、太陽誘電 (T:6976)などに注目。