■上昇、月末に絡んだポンド需要増大の影響も今週のポンド・円は上昇。
英国政府による追加経済支援策への期待は持続していることや、月末に絡んだ欧米投資家のポンド買い・米ドル売りが観測されており、この影響で対円レートは138円台に上昇した。
米ドル安・円高の進行が一服したことも、ポンド高・円安進行の一因となったようだ。
取引レンジ:135円15銭−139円20銭。
■伸び悩みか、英中銀MPCの経済見通しなどが手掛かり材料に来週のポンド・円は伸び悩みか。
英中央銀行金融政策委員会(MPC)は8月6日に金融政策を発表する。
金融政策は現状維持の公算だが、英国経済の先行きについて、慎重な見方が提示された場合、ポンド高・円安は一服する見通し。
英国経済の持続的な景気回復を示唆するデータは増えていないことも、ポンド高を抑制する一因となりそうだ。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント・8月6日:英中央銀行金融政策委員会(MPC)が金融政策発表予想レンジ:136円50銭−139円50銭