住友林 (T:1911):1580円(+216円)急騰。
前日に第1四半期決算を発表、経常利益は103億円で前年同期比2.1倍の水準となった。
市場予想は収支均衡レベルであったとみられ、大幅な上振れ着地となっている。
また、20年12月期通期見通しは従来の150億円から240億円にまで大幅上方修正、こちらも市場予想の200億円レベルを上回っている。
国内・米国ともに、住宅受注、販売戸数計画を引き上げている。
CKD (T:6407):1860円(-178円)急落。
前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は12.8億円で前年同期比4.5倍と急拡大している。
従来予想の9.6億円を上回る着地になっている。
一方、業績見通しを公表しており、上半期は15.3億円で同35.3%増益、通期では32.1億円で前期比38.6%減益の見通しとしている。
年間配当金も12円を計画で、前期比6円の減配となる。
通期の市場予想は70億円強と増益見通しであり、大幅に下回る状況となっている。
チェンジ (T:3962):10400円(+1500円)ストップ高。
前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は32.9億円で前年同期比4.1倍の水準にまで急拡大。
つれて、20年9月期通期見通しを従来の26.2億円から34.0億円に上方修正している。
「ふるさとチョイス」の取扱寄付額が想定を上回って推移していること。
NEW-ITトランスフォーメーション事業において、商材の最適化などビジネス展開への転換がスピーディに進んだことが上振れの背景。
8、9月見通しは保守的ともしている。
大幸薬品 (T:4574):2788円(+429円)急騰。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は27.6億円で前年同期1.8億円から急拡大している。
また、決算期変更で9カ月の変則決算となる20年12月期見通しは、従来予想の37億円から55億円にまで上方修正している。
消費者の衛生管理意識の高まりを背景に、感染管理事業の売上が大幅に増加しているもよう。
業績上振れ期待は高かったものの、業績拡大ペースは想定以上と受けとめられている。
マクドナルド (T:2702):5370円(-40円)4日ぶり反落。
20年12月期第2四半期累計(20年1-6月)の営業利益を前年同期比0.7%増の147.69億円と発表。
新型コロナウイルス感染拡大を受けて持ち帰りやドライブスルー、デリバリーなどが伸びた。
通期予想は前期比3.5%増の290.00億円で据え置いている。
アクサスHD (T:3536):166円(+50円)年初来高値でストップ高。
20年8月期の営業利益を従来予想の3.06億円から4.27億円(前期実績1.81億円)に上方修正したと発表している。
新型コロナウイルス感染予防で衛生用品、巣ごもり消費で雑貨やインテリア、DIY、ガーデニング用品などの需要が増加し、小売事業の収益が拡大する見通し。
また、不動産賃貸事業で高収益化に取り組んできたことも利益拡大に寄与すると見込んでいる。
AIinside (T:4488):34950円( - )ストップ高買い気配。
21年3月期の営業利益予想を従来予想の5.76億円から10.35億円(前期実績4.32億円)に上方修正している。
AI-OCRの新プラン「DX Suite Lite」の代理店によるOEM製品開拓が好調で、想定を上回るスピードで進んだ。
併せて発表した第1四半期決算は、営業利益が2.47億円で着地している。
書類をデジタルデータ化する「Intelligent OCR」などの契約数が順調に伸びた。