本日のマザーズ先物は続伸が予想される。
18日の米国市場はダウが66.84ドル安の27778.07ドル、ナスダックは81.118ポイント高の11210.843ポイントとなった。
与野党が追加財政策で速やかに合意する兆候が見られず、第3四半期の消費鈍化懸念が広がり寄り付き後に下落した。
7月住宅着工件数が予想を上回り経済封鎖前2月の水準を回復したほか、ハイテク株は堅調推移となったものの、金融や小売関連の割合が多いダウは終日軟調推移となった。
ハイテク通信株の比率が高いナスダックは続伸。
本日のマザーズ先物は米ナスダックが続伸となり、ナイトセッションも上昇した流れを引き継ぎ、続伸が期待される。
国内では、「銀行の送金手数料の引き下げ、決済業者の参加検討」と日本経済新聞が報じており、電子決済やキャッシュレス関連銘柄が注目を集めることが予想され、先物の下支え要因となろう。
また、大阪府貝塚市の病院で新型コロナのクラスター感染が発生したと報じられ、医療体制のひっ迫懸念が高まっていることから、時価総額上位のメルカリ (T:4385)やJMDC (T:4483)など巣籠り、在宅医療関連銘柄が先物をけん引することが期待される。
本日の上値のメドは1100.0pt、下値のメドは1040.0ptとする。