18日のドル・円は、東京市場では106円05銭から105円40銭まで下落。
欧米市場でドルは105円66銭から105円28銭まで反落し、105円41銭で取引終了。
本日19日のドル・円は、主に105円台で推移か。
米長期金利は伸び悩んでいることから、リスク選好的なドル買いは引き続き抑制される可能性がある。
19日(日本時間20日未明)に米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨(7月開催分)が公表される。
前回公表のFOMC声明には「円滑な市場機能を支援するために米国債および住宅ローン担保証券、商業用不動産ローン担保証券の保有を少なくとも現在のペースで増やし、それによって金融政策をより広範な金融市場に効果的に伝達することを促す」との見解が引き続き含まれていたが、「委員会は引き続き動向を注意深く監視し、適切に計画を調整する用意がある」との文言も引き続き含まれていた。
今回公表される議事要旨にイールドカーブ・コントロール(長短金利操作)についての意見・記述が多く含まれていた場合、年内導入の思惑が広がりそうだが、ドル安の是非についての意見が含まれているかどうかも注目したい。