大阪取引所金標準先物 21年6月限・日中取引終値:6750円(前日日中取引終値↓33円)・推移レンジ:高値6802円-安値6741円19日の大阪取引所金標準先物(期先:21年6月限)は下落した。
このところ金はドルの代替投資先と位置づけられることが多いが、今日はドルの総合的な価値を示すドルインデックスが底堅い動きとなり、金先物は利益確定売りがやや優勢の展開となった。
ただ、新型コロナや米中対立激化への警戒感は強く、また、朝方発表された6月の機械受注統計が予想を下回ったことなどから景気の先行き不透明感も意識され、金先物の先高感は引き続き強く、昨日のナイトセッションでつけた安値(6721円)を下回ることはなかった。