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マザーズ先物見通し:反落、EC関連の悪材料が重しに

発行済 2020-09-01 08:10
更新済 2020-09-01 08:21
© Reuters.  マザーズ先物見通し:反落、EC関連の悪材料が重しに
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本日のマザーズ先物は反落が予想される。

31日の米国市場はTikTokの米国事業売却に中国政府の許可が必要となるよう規則が変更されたとの報道を受けて、米中対立懸念が強まり寄り付きから下落した。

FRBのクラリダ副議長が長期にわたる低金利維持を示唆する新指針を再確認したほか、株式分割したアップルなどハイテク株の上昇に支えられ、引けにかけては下げ幅を縮小した。

ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇した。

本日のマザーズ先物は、米国市場でダウが軟調に推移したことや、ナイトセッションで小幅安となった流れから反落が予想される。

国内では、EC大手の楽天 (T:4755)が米ライドシェア大手のリフト株で250億円の株式評価損を計上すると発表しており、思惑から時価総額上位のBASE (T:4477)などEC関連銘柄は重い値動きとなり、先物の上値を抑えることが予想される。

また、西友がネットスーパー事業をテコ入れすると日本経済新聞が報じており、既存のEC事業者には競合相手が増えることになり、こちらも悪材料となりマザーズ先物の重しとなりそうだ。

本日の上値のメドは1130.0pt、下値のメドは1042.0ptとする。

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