40%引きでご購読
🔥 当社AIが選択した株式戦略、テクノロジー大手、は5月までに+7.1%の上昇。株式がブームなうちに行動を起こしましょう。40%割引で開始

新興市場見通し:「ニューエコノミー」意識高揚で18年高値視野に、IPOは来週2社

発行済 2020-10-10 15:50
更新済 2020-10-10 16:01
© Reuters. 新興市場見通し:「ニューエコノミー」意識高揚で18年高値視野に、IPOは来週2社
1407
-
2484
-
2782
-
6898
-
7564
-
3479
-
3562
-
6027
-
6182
-
7779
-
3990
-
3994
-
6255
-
4385
-
4397
-
4564
-
4443
-
4475
-
4477
-
4478
-
9326
-
4051
-
4055
-
4057
-
4059
-
2987
-
7354
-
4013
-

今週の新興市場では、マザーズ指数が日経平均以上の堅調ぶりを見せた。

週間では4週連続で上昇し、2018年2月以来およそ2年8カ月ぶりに1300pt台を回復している。

市場では過熱感を指摘する声が少なからず聞かれるが、前回の当欄で述べた「ニューエコノミー」台頭への期待から新興株の循環物色が続いた。

また、日経平均もコロナショック後の戻り高値を更新するなど堅調だったものの、米大統領選の行方など不透明要因が多いため、個人投資家の物色は主力大型株でなく新興株に向かったようだ。

なお、週間の騰落率は、日経平均が+2.6%であったのに対して、マザーズ指数は+9.3%、日経ジャスダック平均は+2.1%だった。

個別では、メルカリ (T:4385)が週間で11.4%高、フリー (T:4478)が同5.0%高となるなど、マザーズ時価総額上位は全般堅調だった。

メルカリは米大手運用会社による大量保有報告書提出が観測されている。

BASE (T:4477)は同31.0%高となり、上場来高値を大きく更新。

弁護士ドットコム (T:6027)は政府が押印廃止の方針を示したことで同23.9%高となった。

売買代金上位では、米国で医療用ロボットの対象疾患拡大が承認されたサイバーダイン (T:7779)に加え、HENNGE (T:4475)などが大幅に上昇。

また、GMOフィナンシャルゲート (T:4051)が週間のマザーズ上昇率トップとなった。

一方、オンコセラピー・サイエンス (T:4564)などが下落率上位に顔を出した。

ジャスダック主力では出前館 (T:2484)が同11.6%高となり、その他もワークマン (T:7564)が同4.4%高となるなど全般堅調。

ただ、9月既存店売上高が減収となったセリア (T:2782)は同2.4%安と軟調だった。

また、週間のジャスダック上昇率上位にはトミタ電機 (T:6898)、下落率上位にはまぐまぐ (T:4059)などが顔を出した。

IPOでは、タスキ (T:2987)がマザーズ上場3日目で公開価格の約7.6倍という初値を付けた。

ただ、東証1部上場のダイレクトマーケティングミックス (T:7354)は公開価格をやや下回る初値となった。

来週の新興市場では、マザーズ指数が2018年1月高値1367.86ptも視野に入れ、堅調な動きを続けそうだ。

菅政権が行政のデジタル化、オンライン診療の原則解禁などIT利活用に向けた方針・施策を相次ぎ打ち出しており、個人投資家の物色は引き続き「ニューエコノミー」関連の新興株に向かいやすいだろう。

コロナ禍以降の個人投資家のすそ野拡大などを背景に、資金流入もなかなか途絶えない。

来週は、10月12日にエヌ・ピー・シー (T:6255)、13日にチームスピリット (T:4397)、Sansan (T:4443)、14日にNo.1 (T:3562)、UUUM (T:3990)、関通 (T:9326)、15日にウエストHD (T:1407)、出前館、ティーケーピー (T:3479)、マネーフォワード (T:3994)、ロゼッタ (T:6182)などが決算発表を予定している。

ティアンドエス (T:4055)とインターファクトリー (T:4057)は8月の上場後、初の決算発表となる。

直近上場組は需給主導で大きく値上がりした銘柄が多いだけに、相応に良好な決算か注視する必要があるだろう。

IPO関連では、10月13日に日通システム (T:4013)がマザーズへ、16日にアースインフィニティ {{|0:}}がジャスダックへそれぞれ新規上場する。

勤怠管理システムを手掛ける日通システムは公開規模が大きいものの、まずまずしっかりした初値が見込まれる。

新電力会社のEインフィニティは逆に公開規模が小さく、値を飛ばしてきそうだ。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます