22日の米国市場では、NYダウが152.84ドル高の28363.66、ナスダック総合指数が21.31pt高の11506.01、シカゴ日経225先物が大阪日中比80円高の23580といずれも上昇した。
23日早朝の為替は1ドル=104円80-90銭(昨日大引け時は104.66円付近)。
本日の東京市場では、米10年物国債の利回りが0.8%台後半と4カ月ぶりの高水準に上昇したことを受けて、三菱UFJ (T:8306)、三井住友 (T:8316)といった大手金融株が総じて堅調となろう。
また、小幅の円安からトヨタ (T:7203)、ホンダ (T:7267)など自動車株にも買いが予想される。
反面、米情報技術セクターの軟化からアドバンテス (T:6857)、ローム (T:6963)など電子部品株はさえない動きを強いられそうだ。
昨日ほぼ全面安で引けたマザーズ市場では、朝方も売り物が続くようだと、週末を前に見切り売りの増加が警戒されBASE (T:4477)、HENNGE (T:4475)などDX関連株の下げ幅拡大リスクが増しそうだ。
一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたコスモス薬品 (T:3349)、コメダ (T:3543)、コーセー (T:4922)、オークマ (T:6103)、ダイフク (T:6383)、安川電機 (T:6506)、日本電産 (T:6594)、キーエンス (T:6861)、デンソー6902>、ファナック (T:6954)、太陽誘電 (T:6976)、村田製、アイシン精機 (T:7259)などに注目。