[東京 1日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 104.37/39 1.1955/59 124.78/82
午前9時現在 104.29/31 1.1936/40 124.49/53
NY午後5時 104.27/30 1.1928/32 124.39/43
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅高の104円前半。株高を受けて円が広範に売られた。NZドルは73円半ばと1年半ぶり高値を付けた。
アジア株が軒並み高となったことを受けて、東京外為市場は円が全面安。ドルは一時104.46円と11月25日以来1週間ぶり高値を更新し、ユーロも124円後半と前日海外でつけた1カ月半ぶり高値圏で底堅い動きとなった。
市場では、米連邦準備理事会(FRB)が公表した議会証言の準備原稿で、パウエル議長が「ワクチンに関する最近のニュースは中期的に非常に前向きだ」などと指摘したこと、米電気自動車メーカー、テスラの指数組み入れの詳細発表などが、市場の楽観を誘ったとの声が出ていた。
楽観ムードが支えとなって、NZドルは対米ドルでも0.70ドル半ばと18年6月以来2年半ぶり高値を更新。ウエストパック銀行は、来年半ばまでに0.74米ドル台へ上昇するとの見通しをまとめた。
豪ドルは76円後半から77円前半と、最近の高値圏で一進一退。事前の市場では「中銀が理事会後の声明で、最近の豪ドル高をけん制するのではないか」(証券)との思惑もあったが、声明にそうした内容は盛り込まれなかった。
(為替マーケットチーム) OLJPTOPNEWS Reuters Japan Online Report Top News 20201201T062212+0000