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「兜町放浪記」:年末年始相場は材料株が主役【FISCOソーシャルレポーター】

発行済 2020-12-08 14:44
更新済 2020-12-08 15:01
© Reuters.  「兜町放浪記」:年末年始相場は材料株が主役【FISCOソーシャルレポーター】

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家兜町放浪記氏(ブログ「兜町放浪記」を運営)が執筆したコメントです。

フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

----※2020年12月7日9時に執筆直近の東京株式市場は、国内の新型コロナウイルス新規感染者数が日々過去最高を塗り替えるなど警戒材料に事欠かないものの、NYダウが史上最高値更新となるなどコロナ暴落を完全に埋め合わせた動きに追随する展開を継続している。

11月9日にNYダウが一時1600ドル超の高騰を演じ、コロナ暴落直前の今年2月につけた高値を突き抜けたが、その大幅高のきっかけは「新型コロナのワクチン開発で米ファイザーが臨床段階で好結果を出している」ことが一部報道で伝わったことだった。

欧米で第2波・第3波の感染拡大が続き、再びロックアウト再開の議論が出はじめた中での株高を象徴する1日だった。

新型コロナウイルスに対抗できるワクチン開発さえ確立すれば、これだけ株価が跳ね上がることを見せつけた格好だ。

ここにきて「コロナ関連株」の顔ぶれにも着実に変化が出はじめている。

東京市場では第1波の1月~3月にかけてマスクなどの衛生用品や防護服素材を扱う銘柄が暴騰し、その後第2波の4月~7月にかけては物色範囲を広げワクチン開発に絡むバイオ銘柄や検査機器を扱う銘柄、テレワークや巣ごもり消費関連銘柄が年初来高値をつけてきた。

そして、第3波11月~では年末相場に相応しい材料株の1本釣りの対象として新型コロナワクチン供給・輸送関連銘柄やワクチン接種の医療器具関連銘柄に活躍の芽が出てきているように思える。

直近の東京市場では国内のコロナ感染拡大をマーケットがほとんど材料視していない。

海外市場が新値更新の強さを見せ、新規感染者数に一喜一憂しないとなると今年は掉尾の一振に期待が持てるだろう。

ここでは年末年始にかけて中小型株が乱舞しやすい傾向を狙って以下の銘柄に注目したい。

■Retty (T:7356)直近IPO銘柄として前評判の高かった銘柄だ。

実名型グルメのグルメプラットフォームを運営するなど、GO TOイ−トで息を吹き返す外食業の連想で人気化したが利益確定の売り物に押されている。

売り一巡からの出直りに注目したい。

■FDK (T:6955)次世代電池関連として電池株が人気化する時に値を飛ばす習性がある。

中国のEV化の流れが急であることも蓄電池技術を持つ会社が脚光を浴びる背景にあり、息の長い相場になりそうだ。

■オリコン (T:4800)JQ上場ながら貸借銘柄であり値が飛びやすい。

コロナ下にあっても業績は売上・営業利益とも増収増益予想となっており、EPS50円以上、1株配17円予想と堅実な銘柄だ。

ランキングビジネスなどユニークで競合が少なく注目したい。

執筆者名:兜町放浪記ブログ名:兜町放浪記

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