本日のマザーズ先物は反発が予想される。
16日の米国市場は、追加経済対策を巡り与野党指導者の協議が大きく前進し週内の合意期待が強まり寄り付き後、上昇した。
しかし、11月小売売上高が予想を下回ったほかFRBがFOMCで追加緩和を見送ったため下落に転じた。
引けにかけ、パウエル議長が株価のバリュエーションを過剰に懸念していないと言及すると下げ幅を縮小した。
ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇となった。
本日のマザーズ先物はナイトセッションが小幅安となったものの、米国市場でナスダックが上昇したことから反発でのスタートが予想される。
政府は義務教育のデジタル教科書を25年度末に普及率100%にするなど工程表の案をまとめたと日本経済新聞が報じている。
このことから、AIinside (T:4488)などデジタル化関連銘柄やGIGAスクール関連銘柄が相場を下支えすることが期待される。
日足チャートでは、75日線を下に抜けてからは5日線が上値を抑える形で推移しており、5日線付近の1152.0ptを抜けることで転換点となることが期待される。
本日の上値のメドは1197.0pt、下値のメドは1120.0ptとする。