■NY株式:米国株式市場は続落、地政学的リスクの上昇やFOMCを警戒
ダウ平均は450.02ドル安の34,265.37ドル、ナスダックは385.10ポイント安の13,768.92で取引を終了した。
ロシアによるウクライナ侵攻が警戒される中、政府がウクライナ駐留外交官の家族に対し国外退避を検討していると報じられると、警戒感が強まり、寄り付き後、下落。
本日はオプション満期日にもあたり、関連取引が活発で終日荒い展開となった。
引けにかけては来週に開催を控える連邦公開市場委員会(FOMC)を警戒して利益確定売りが先行し、一段と下げ幅を拡大。
セクター別では自動車・自動車部品、メディア・娯楽が大きく下落した一方、家庭・パーソナル用品が大幅上昇した。
半導体素子メーカーのインテル(INTC)は、オハイオ州の半導体製造ハブに200億ドルの投資計画を発表し、堅調に推移。
スポーツアパレルのアンダーアーマー(UAA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇した。
昨日一部商品の生産を一時停止するとの報道を受けて大きく売られた在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は売られ過ぎとの見解にアナリストが目標株価を引き上げたことで上昇。
動画配信のネットフリックス(NFLX)が昨日引け後に発表した決算で第1四半期契約者数の予想を下回る見通しを示したことを受けて、関連事業を展開するエンターテインメントのディズニー(DIS)やデジタルメディアサービスを提供するディスカバリー(DISCA)などが警戒感から軒並み下落。
鉄道会社のCSX(CSX)は第4四半期決算の内容が予想を上回ったものの、前年から需要が鈍化したと指摘したため、売られた。
暗号通貨関連のオンライン決済のブロック(SQ)やペイパル(PYPL)、暗号資産取引所運営のコインベース(COIN)などは、仮想通貨安に連れて下落。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は一時29.79まで上昇し、年初来最高となった。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:地政学的リスクの高まりや株安を意識してリスク回避の円買い優勢
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円85銭から113円61銭まで下落し、113円67銭で引けた。
ロシアのウクライナ侵攻の可能性など地政学的リスクの高まりを意識して、リスク回避の円買いや米長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1337ドルから1.1360ドルの範囲内で推移し、1.1340ドルで引けた。
ユーロ・円は129円19銭から128円86銭までじり安推移。
ポンド・ドルは1.3576ドルまで上昇後、1.3546ドルまで下落した。
英中央銀行のマン金融政策委員会(MPC)委員のタカ派発言に上昇も、低調な小売り売上高に失望したポンド売りが優勢となった。
ドル・スイスは0.9129フランから0.9108フランまで下落した。
安全通貨のフラン買いが強まった。
■NY原油:弱含み、株安を意識した売りが増える
21日のNY原油先物3月限は、弱含み(NYMEX原油3月限終値:85.14 ↓0.41)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比-0.41ドルの85.14ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは82.78ドル-85.56ドル。
アジア市場で82.78ドルまで売られた後、ニューヨーク市場の中盤にかけて85.56ドルまで買われた。
しかしながら、米国株安を意識した売りが増えたことによって、通常取引終了後の時間外取引で84.36ドルまで反落した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 44.92ドル -0.83ドル(-1.81%)
モルガン・スタンレー(MS) 98.86ドル -0.97ドル(-0.97%)
ゴールドマン・サックス(GS)343.91ドル -4.19ドル(-1.20%)
インテル(INTC) 52.04ドル 0.00ドル(0.00%)
アップル(AAPL) 162.41ドル -2.10ドル(-1.28%)
アルファベット(GOOG) 2601.84ドル -68.29ドル(-2.56%)
フェイスブック(FB) 303.17ドル -13.39ドル(-4.23%)
キャタピラー(CAT) 214.09ドル -2.54ドル(-1.17%)
アルコア(AA) 56.21ドル -5.04ドル(-8.23%)
ウォルマート(WMT) 140.19ドル -1.03ドル(-0.73%)
ダウ平均は450.02ドル安の34,265.37ドル、ナスダックは385.10ポイント安の13,768.92で取引を終了した。
ロシアによるウクライナ侵攻が警戒される中、政府がウクライナ駐留外交官の家族に対し国外退避を検討していると報じられると、警戒感が強まり、寄り付き後、下落。
本日はオプション満期日にもあたり、関連取引が活発で終日荒い展開となった。
引けにかけては来週に開催を控える連邦公開市場委員会(FOMC)を警戒して利益確定売りが先行し、一段と下げ幅を拡大。
セクター別では自動車・自動車部品、メディア・娯楽が大きく下落した一方、家庭・パーソナル用品が大幅上昇した。
半導体素子メーカーのインテル(INTC)は、オハイオ州の半導体製造ハブに200億ドルの投資計画を発表し、堅調に推移。
スポーツアパレルのアンダーアーマー(UAA)はアナリストの投資判断引き上げで上昇した。
昨日一部商品の生産を一時停止するとの報道を受けて大きく売られた在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は売られ過ぎとの見解にアナリストが目標株価を引き上げたことで上昇。
動画配信のネットフリックス(NFLX)が昨日引け後に発表した決算で第1四半期契約者数の予想を下回る見通しを示したことを受けて、関連事業を展開するエンターテインメントのディズニー(DIS)やデジタルメディアサービスを提供するディスカバリー(DISCA)などが警戒感から軒並み下落。
鉄道会社のCSX(CSX)は第4四半期決算の内容が予想を上回ったものの、前年から需要が鈍化したと指摘したため、売られた。
暗号通貨関連のオンライン決済のブロック(SQ)やペイパル(PYPL)、暗号資産取引所運営のコインベース(COIN)などは、仮想通貨安に連れて下落。
投資家の恐怖心理を示すVIX指数は一時29.79まで上昇し、年初来最高となった。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:地政学的リスクの高まりや株安を意識してリスク回避の円買い優勢
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円85銭から113円61銭まで下落し、113円67銭で引けた。
ロシアのウクライナ侵攻の可能性など地政学的リスクの高まりを意識して、リスク回避の円買いや米長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1337ドルから1.1360ドルの範囲内で推移し、1.1340ドルで引けた。
ユーロ・円は129円19銭から128円86銭までじり安推移。
ポンド・ドルは1.3576ドルまで上昇後、1.3546ドルまで下落した。
英中央銀行のマン金融政策委員会(MPC)委員のタカ派発言に上昇も、低調な小売り売上高に失望したポンド売りが優勢となった。
ドル・スイスは0.9129フランから0.9108フランまで下落した。
安全通貨のフラン買いが強まった。
■NY原油:弱含み、株安を意識した売りが増える
21日のNY原油先物3月限は、弱含み(NYMEX原油3月限終値:85.14 ↓0.41)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比-0.41ドルの85.14ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは82.78ドル-85.56ドル。
アジア市場で82.78ドルまで売られた後、ニューヨーク市場の中盤にかけて85.56ドルまで買われた。
しかしながら、米国株安を意識した売りが増えたことによって、通常取引終了後の時間外取引で84.36ドルまで反落した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 44.92ドル -0.83ドル(-1.81%)
モルガン・スタンレー(MS) 98.86ドル -0.97ドル(-0.97%)
ゴールドマン・サックス(GS)343.91ドル -4.19ドル(-1.20%)
インテル(INTC) 52.04ドル 0.00ドル(0.00%)
アップル(AAPL) 162.41ドル -2.10ドル(-1.28%)
アルファベット(GOOG) 2601.84ドル -68.29ドル(-2.56%)
フェイスブック(FB) 303.17ドル -13.39ドル(-4.23%)
キャタピラー(CAT) 214.09ドル -2.54ドル(-1.17%)
アルコア(AA) 56.21ドル -5.04ドル(-8.23%)
ウォルマート(WMT) 140.19ドル -1.03ドル(-0.73%)